技能五輪国際大会日本代表が母校で講演
先月末に行われた特別な講演会では、埼玉県日高市立高根小中学校で水ingAM株式会社に所属する髙島旺亮選手が、生徒たちに「水技術職種」が持つ魅力や重要性を伝えました。この講演は、2024年にフランス・リヨンで開催される第47回技能五輪国際大会に向けた広報活動の一環として実施されました。
講演内容の詳細
水技術は、公共水インフラの運転や維持管理を主な業務として担う重要な役割を果たし、近年ではその重要性がますます高まっています。髙島選手は、600名以上の選手が参加する技能五輪国際大会に日本代表として挑む理由や、その過程で学んだ「水」の大切さについて生徒たちに語りかけました。特に、大会に向けて日々努力し続ける姿勢を強調し、参加することで得た経験やスキルを活かして、地域の発展に貢献する意義についても触れました。
講演に訪れた児童や生徒たちは、約200名にのぼり、彼らの感想や反応も非常に positive(ポジティブ)でした。「水がどれだけ大切な資源であるかを知ることができ、将来的に自分の職業選択に影響を与えるかもしれない」といった感想が寄せられ、彼らの視野を広げる良い機会となりました。
One School One Skillプログラム
この講演は「One School One Skill」プログラムの一環でもあります。このプログラムでは、技能競技大会に参加した選手たちが学校を訪問し、生徒たちに職業観教育を行います。実際にプロからの指導を受けることで、生徒たちは将来の職業選択の幅を広げ、自身の潛在能力を発見する機会を得ることができます。
水ingグループについて
水ingグループは、浄水場や下水処理場など、水処理施設の設計から運営、維持管理までを行う企業集団です。「生命の源である水を通じて社会に貢献し続ける」という理念のもと、地域の水環境を守り、安全で安心な生活の実現を目指しています。また、次世代の人材育成にも力を入れており、若い世代が水に関心を持つことを促進しています。
このように、技能五輪国際大会への参加は単なる競技ではなく、生徒たちにとっても貴重な学びの体験となっています。今後も水ingグループは、地域の水インフラを支えるため、次世代の人材育成に貢献し続けます。