タックルベリーがeBayでの海外進出を実現
釣り具専門店『@タックルベリー』が世界最大のマーケットプレイスeBayに初出店することになりました。これを実現するためには、BeeCruise株式会社の支援が大きな役割を果たしています。この出店は、特に釣り人口が多い欧米市場をターゲットにしており、大いに期待が寄せられています。
タックルベリーの沿革と背景
タックルベリーは神奈川県藤沢市を拠点とし、国内外に200以上もの店舗を展開している釣り具専門店です。中古と新品の釣り具を扱い、特にウェブショップ『@ベリーネット』へは多くのにも支持されています。2022年からは越境EC支援サービス『Buyee Connect』を利用して、世界中の約120の国と地域に向けて商品を販売してきました。
一方で、eBayは欧米圏で特に人気の高いオンラインマーケットプレイスであり、アメリカには5770万人、ヨーロッパには2500万人もの釣り愛好者が存在します。そのため、日本の釣り具が海外でも高い需要を得ることが期待されます。特に日本製の釣り具はその機能性の高さから、海外での購入も人気があり、2024年の年間購入件数では、「スポーツ・レジャー」カテゴリのトップ10にランクインしています。
BeeCruiseによる支援内容
今回のeBay出店に際して、BeeCruiseが提供する支援は多岐にわたります。アカウントの開設から始まり、商品データの連携、翻訳、問い合わせ対応、国際配送まで、一貫してサポートする体制が整っています。これによって、タックルベリーは自身の業務にかかる負担を軽減しつつ、効率的に商品を海外の消費者に届けることが可能となります。
最初は中古釣り具のリールやロッドを中心に販売を開始し、今後は取り扱い商品を徐々に拡大していく予定です。タックルベリーの藤本社長も、『日本が誇る高品質な中古釣り具を、より多くの世界中の釣り愛好家に届けたい』という意気込みを語っています。
日本の釣り具の魅力
日本の釣り具が海外市場で人気がある理由は、その性能やデザインの高さにあります。特に、タックルベリーが自信を持って扱う中古釣り具は、コストパフォーマンスの面でも優れており、初心者から上級者まで、幅広い顧客層に支持されています。これらの魅力をうまく発信することが、eBay出店での成功につながるでしょう。
今後の展望
今後もBEENOSグループは、日本企業が低コスト・低リスクで、ECを通じて海外市場に進出できる環境作りに努めていきます。タックルベリーは、これからもBeeCruiseと連携し、欧米市場でのプレゼンスを高めていくことでしょう。
この新たな試みは、釣り具業界における越境EC市場の拡大に寄与することが期待されています。日本の釣り具のクオリティと魅力を、世界中の釣り愛好者に伝えていくための一歩が、今、踏み出されました。eBayでのタックルベリーの商品が、どのように評価されるのか、ますます目が離せません。