恵比寿の新オフィスビル「Sreed EBISU +L」にアートの新風が吹く!
プロジェクト概要
恵比寿エリアにある新たなオフィスビル「Sreed EBISU +L」が注目を集めています。このビルは、NOMAL ART COMPANYがアートディレクションを担当することで、オフィス空間にアートを取り入れた新たなプロジェクトを展開することが決定しました。NOMAL ART COMPANYは、東京都中野区に本社を構え、アートを通じてビジネスの発展を支援する企業です。
「ひらめきが生まれる空間」というコンセプトに則り、4名の異なるアーティストが選定され、オフィス空間の壁面に独自のアート作品を描きます。通常、オフィスにアートが追加されるのはテナントが入居した後が一般的ですが、本プロジェクトでは、入居前からアートとオフィスが一体となるという特長があります。
現代のオフィスとは
リモートワークの普及が進む現在、オフィスの存在意義が再考されています。企業が求めるオフィスの役割は、「単なる働く場所」から、対面での交流や創造性を生む「特別な環境」へと移行しています。そこで、NOMAL ART COMPANYはアートの力を活用し、オフィスが「創造と交流の場」となるような空間作りに挑戦します。
新しい価値観を提供するために、NOMALは「Sreed EBISU +L」プロジェクトに参加し、オフィス開発の初期段階からアーティストを関与させることにより、今後のオフィスのあり方を提案していきます。
アーティストとビジネスパーソンの共創
NOMAL ART COMPANYが目指すのは、アーティストとビジネスパーソンが互いに理解し合う世界です。彼らが交わることで、新しい発想や発見が生まれると確信しています。今回のプロジェクトでは「恵比寿芸術会議室 by Sreed」というプロジェクトチームが結成され、アートの役割を単なる装飾に留まらせず、ビジネスにも活用することを目指しています。
フィールドリサーチの実施
プロジェクトのスタートとして、参加アーティストは恵比寿の街でフィールドリサーチを行います。地域の文化や働く人々の声を実際に聞くことで、リアルな働く環境への理解を深める予定です。このプロセスから得た知見は、アーティストの作品コンセプトに反映され、恵比寿をアートの街に変えていく力となります。
参加アーティストの紹介
本プロジェクトには、個性豊かな4名のアーティストが参加します。それぞれ異なるバックグラウンドとスタイルを持つ彼らは、恵比寿のフィールドリサーチを経て、創り上げたアイデアをもとにアートを表現します。高約3m、幅約7mの壁面を使った作品制作が行われ、各フロアが魅力ある創造空間に大変身を遂げることでしょう。
- - 井上 陽子(INOUE YOKO): イラストレーターであり、コラージュ作家。雑貨ブランドや宿泊施設のアートワークも手掛ける。
- - 佐川 友星 (SAGAWA YUSEI): アートディレクターでライブペインティングを得意とし、抽象的なスタイルの作品を制作。
- - 山代 エンナ(YAMASHIRO ENNA): 人物や動植物を描いたイラストを手掛ける人気の画家。
- - 鷲尾 友公(WASHIO TOMOYUKI): 多様なジャンルで自らの視点を表現するアーティスト。
プロジェクトの進行スケジュール
- - 2025年6月4日: 参加アーティストによるフィールドリサーチを実施。
- - 2025年7月〜10月: 恵比寿のワーカーとの交流イベントを実施予定。
- - 2025年11月〜12月: アーティストによる作品制作を開始し、最終的には「Sreed EBISU +L」の竣工時に作品のお披露目が行われる予定です。
Sreedシリーズについて
「Sreed」は、サッポロ不動産開発によるオフィスブランドで、「発芽するワークプレイス」をコンセプトにした施設です。企業や個人の成長を促し、クリエイティブな環境を提供することを重視しています。
今後も、このユニークなアートプロジェクトを通じて恵比寿の魅力が一層引き立てられ、多くの人に新しい価値が提供されることを期待しています。