次世代会議体験
2025-01-29 17:25:50

ヤマハとCrestronが実現する次世代遠隔会議体験

ヤマハとCrestronが実現する次世代遠隔会議体験



ヤマハ株式会社は、法人向け音響機器のプロフェッショナルソリューション事業において、Crestron Electronics, Inc.(以下、Crestron社)との技術連携を発表しました。この提携により、Crestron社の先進的なインテリジェントカメラ「1 Beyondカメラ」と、マルチカメラのスピーカートラッキング技術「Automate VX」を、ヤマハの提供する遠隔会議用ソリューション『ADECIA(アデシア)シーリングソリューション』と組み合わせることで、よりスマートで直感的な遠隔会議体験を提供します。

ADECIAシーリングソリューションの特徴



『ADECIAシーリングソリューション』は、天井設置型のシーリングアレイマイクロホン「RM-CG」を搭載しています。このマイクロホンは、4本のマイクビームを使用して、複数人の話者の音声を同時にクリアにキャッチする「マルチビームトラッキング」機能を備えています。これにより、会議室内の誰かが発言すると、その声の方向を即座に検知して、最適なマイクビームが選択されます。その結果、遠隔地の参加者にも高品質な音声が届けられ、まるで同じ空間にいるかのような感覚を実現します。

「Automate VX」との連携



Crestron社の「Automate VX」も、音声起動型の切り替え機能を搭載しており、各話者のフレーミングやカメラソースの切り替えを自動的に実施します。この技術により、会議室内の様子が遠隔地の参加者のスクリーンにリアルタイムで映し出され、発言者がどこを見れば良いのかを気にする必要がありません。最大20倍の高解像度映像がキャプチャされ、非言語的コミュニケーション(アイコンタクトやジェスチャーなど)が強化され、より自然な共同作業を促進します。

自然な音声と映像の統合



この新しい技術連携によって、『ADECIAシーリングソリューション』のマルチビームトラッキング機能が「1 Beyondカメラ」と「Automate VX」にリンクし、マイクビームに基づいたカメラ制御が可能になります。これにより、大会議室や多目的なスペースにおいても、場所にとらわれない音声と映像の質の向上が期待されます。遠隔地の参加者も、まるで会議室内にいるかのような感覚を味わえるのです。

Crestron社について



Crestron社は1972年から、私たちの生活や仕事の重要な面においてコラボレーションとコミュニケーション体験を革新する技術のリーダーです。シンプルで信頼性が高く、使いやすい製品設計を基にし、インテリジェントビデオ会議やデジタルコンテンツ配信、スマートホームシステム等でのスタンダードを築き、全世界の人々がより豊かな体験を享受できるよう努めています。また、ヤマハにおける『ADECIAシーリングソリューション』の詳細については、ヤマハの公式サイトを参考にしてください。

私たちの生活と仕事がより快適になるこの新しい技術連携に、ぜひご注目ください。


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