東京ビッグサイトで開催される「猛暑対策展」とは
2025年7月23日(水)から25日(金)にかけて、東京ビッグサイト東7ホールで「第11回 猛暑対策展」が開催されます。本イベントは、猛暑対策に関連するビジネスを促進するための体感型の専門展示会です。昨年に続き、規模が大きく拡大して開催される予定です。
この展示会では、近年の異常気象に対する熱中症対策の重要性が取り上げられ、特に労働安全衛生規則が改正されてから、企業に対しても職場での熱中症対策が義務化されていることが背景にあります。
熱中症対策が義務化
改正された労働安全衛生規則では、WBGT(湿球黒球温度)が28度以上、または気温31度以上の作業環境が対象となり、一部の作業には厳しい条件が設けられることになりました。これは、これまで以上に労働者の健康を守るための重要な施策です。今後は、企業がしっかりとした体制を整え、業務を行うことが求められます。
展示会の見どころ
本展示会では、一般の方も参考にできる情報や、事業者向けの製品やサービスが多数展示される予定です。例えば、ウェアラブルデバイスやファン付きジャケット、涼感スプレーなどの製品を実際に体験することができます。また、大型冷風機のような業務用製品も視覚的に確認できる事が魅力です。
本展の目玉は、新企画「リアル体感フィールド」です。現場に近い環境を再現したこのフィールドでは、参加企業の製品やサービスを実際に試すことができるため、これまでの展示会では実感できなかった使用感を体験することができます。これにより、参加者は実際の業務での利用をイメージしやすくなります。
参加企業と事前登録
今回の展示会には119社、222ブースが出展予定で、同時に複数の他の展示会も行われます。入場は完全登録制ですので、事前に公式サイトから登録をすることをお勧めします。出展者名や製品情報は、公式サイト内のWebガイドに掲載されています。
開催概要
- - 会期:2025年7月23日(水)~25日(金) 10:00~17:00
- - 会場:東京ビッグサイト東7ホール
- - 主催:一般社団法人日本能率協会
- - 公式サイト:こちら
最後に
猛暑対策展は、熱中症対策の重要性を再確認し、誰もが安心して働ける環境を作るためのきっかけとなります。令和7年の法改正に伴って新たに求められる対策を実感する貴重な機会ですので、ぜひ足を運んでみてください。