「お~いお茶460mlペットボトル」がAsiaStar 2024で受賞
東洋製罐株式会社と株式会社伊藤園が共同開発した「お~いお茶460mlペットボトル」が、アジア包装連盟主催の「AsiaStar 2024」において、「AsiaStar Consumer Package」部門賞を受賞しました。今回の受賞は、新たな評価として位置付けられ、2024日本パッケージングコンテストでの「包装技術賞-ロジスティクス賞」に続くものです。
受賞製品の概要
「お~いお茶460mlペットボトル」は、ユーザーにとって非常に使いやすい容器として設計されています。コンセプトは「細くて持ちやすい=スマートスリム」であり、持ち運びの便利さと同時に、輸送効率も向上させる特徴を持っています。
さらに、この製品には商品名のエンボス加工が施されており、これによりラベルレス化を実現。この工夫によって、プラスチックの使用量を削減することにも成功しました。環境に配慮した包装が、高く評価された要因といえるでしょう。
東洋製罐の取り組み
東洋製罐グループは、創業以来「包む」ことの重要性を訴え続けてきたリーディングカンパニーです。包装容器を通じて、社会的インフラの一部としての役割を果たしつつ、人々の幸福を繁栄させることに貢献することを目指しています。
同社は約20,000人のスタッフを有し、国内外に広がるネットワークを持っています。今年度の連結売上高は9,506億円を見込んでおり、その規模は年々拡大しています。この成長を背景に、持続可能な製品やサービスの開発に力を入れ続けています。
環境への配慮と未来へのビジョン
「お~いお茶460mlペットボトル」の受賞は、東洋製罐と伊藤園の双方が持つ環境への意識の高さを示しています。今後、両社は消費者に配慮した新たな製品開発に注力し、持続可能な社会の実現に向けて活動を続けることを表明しています。
また、東洋製罐グループは2050年を見据えた「長期経営ビジョン2050」を策定し、持続可能で豊かな社会の実現を目指しています。多様性が受け入れられる社会を実現し、環境に優しい製品を提供することで、次世代にもその価値を受け継いでいく取り組みを進めています。
最後に
この受賞は、単なる賞ではなく、消費者に向けてのメッセージでもあります。身近な製品が、環境への配慮と使いやすさを両立させていることを示しています。今後も「お~いお茶」を支える製造者の取り組みに注目し、私たちも環境に優しい選択を心がけたいものです。