環境を考えた製品開発のパートナー
シャボン玉石けん株式会社が、環境に優しい製品づくりの一環としてアトラスコプコ株式会社の省エネ型インバーターコンプレッサー「GA VSD+」を導入しました。これにより、電力消費を大幅に削減し、持続可能な事業運営を目指しています。また、ビジネスの効率化にも寄与しています。
シャボン玉石けんの企業理念
1910年の創業以来、「健康な体ときれいな水を守る」という理念を掲げるシャボン玉石けんは、無添加石けんの製造と販売を行っています。化学物質や合成添加物を一切使用せず、環境負荷をできるだけ少なくする努力を続けています。
省エネへの取り組み
シャボン玉石けんでは、長期的なサステナビリティの計画を策定しており、その一環として全社的な省エネ活動を推進しています。製造部の部長、古市真様に話を伺ったところ、製造部を中心に省エネプロジェクトチームを立ち上げたとのこと。具体的には、工場全体のエネルギー効率を高めるために、再生可能エネルギーの導入やLED照明への変更を実施しています。そして、アトラスコプコのインバーターコンプレッサーはその重要な役割を果たしています。
コンプレッサー更新の必要性
老朽化したコンプレッサーの更新は、長期的な省エネ・効率化の施策において重要なステップでした。新しいコンプレッサーに切り替えることで、電力消費とCO₂排出を抑制できることが期待されています。
アトラスコプコの選択
導入の際にはアトラスコプコに注目し、他の製品と比較しました。古市様は、アトラスコプコの信頼性や省エネ性能の高さに感心し、導入を決定したそうです。また、アトラスコプコが提供する無料の省エネ診断により、コンプレッサーの電力削減の可能性を事前に確認できたことも大きな要因だといいます。
実際の省エネ効果
2024年11月に稼働を開始したGA22VSD+コンプレッサーは、導入後すぐに月間電力消費量を約3.9%削減する効果をもたらしました。さらに、工場全体の生産量が増加する中でも電力消費が減少したことは、古市様や製造2課の梶原潤様にとっても驚きの結果でした。このように、リソースを効率的に利用しながら生産能力を上げることに成功しています。
今後の展望
シャボン玉石けんは、今後も持続可能な製品開発を進め、新たな事業の展開にも挑戦します。古市様は、石けんを使用した環境負荷の少ない消火剤の新規事業にも取り組んでおり、この取り組みによって社会的貢献を果たしていきたいと述べています。
お問い合わせ
a- アトラスコプコ株式会社 コンプレッサ事業本部
公式サイト:
アトラスコプコ
メール: sales.ct@jp.atlascopco.com
シャボン玉石けん株式会社は今後も、無添加石けんの良さを広めつつ、安全で高品質な製品を提供し続けることを約束しています。