新卒エンジニア育成を加速する実践型研修プログラムが始動
パナソニックプロダクションエンジニアリング株式会社は、2025年6月に新卒エンジニア向けの実践型研修プログラムを実施しました。これは、パーソルイノベーションが運営する『TECH PLAY Academy』が提供しており、特にDX(デジタルトランスフォーメーション)人材の育成に力を入れた内容となっています。研修は全18日間にわたり、GitHubを用いたコード管理や開発プロセスの理解、実装演習などが含まれています。
研修の背景と目的
最近、企業は技術の急速な進化に直面しており、特にデジタル領域でのスキルが求められています。パナソニックプロダクションエンジニアリングは生産設備の設計から製造支援まで幅広く手がける企業であり、特に制御系以外のシステムスキルを兼ね備えた人材の育成が急務とされています。従来の研修スタイルでは新入社員の個々の能力差やカリキュラムとのミスマッチが存在し、実践に役立つスキルが身につかない問題がありました。
そのため、パナソニックは『TECH PLAY Academy』と協力し、より実務に即したカスタマイズプログラムの導入を決定しました。
実施内容と充実したカリキュラム
研修プログラムでは、受講者は実際の業務に即した課題を解決するためのスキルを学びました。プログラムの具体的な内容としては、以下のようなものがあります:
- - GitHubを利用したコード管理の導入
- - コーディングの基礎を身につけるための実装演習
- - 開発プロセスやレビューの実施
- - 個々に進捗を管理するためのフォローアップ
この研修に参加した新卒エンジニア5名は、全員が最終的に成果物を完成させ、技術的な成長を実感しています。また、コンピュータサイエンスのバックグラウンドを持たない文系出身者も含まれていましたが、彼らも自身の成長を感じつつ、仲間とのコミュニケーションがさらに活発になるなど、チームワークの醸成にも成功しました。
研修後の反響と今後の展望
課長の保田井俊樹氏は、この研修が実務に直結する重要な内容をカスタマイズし、座学だけではなく実際の開発全体を学ぶことができたと評価しています。特に、受講者全員が自主的に学び、質問し合う姿勢が見られたことに喜びを示していました。こうした姿勢は、研修後の社長とのディスカッションでも顕著に表れ、エンジニアとしてだけでなく、人としての成長が感じられたといいます。
今後は、研修で得たスキルを実務に活かす場を提供し、さらなる成長を促すための取り組みが行われる予定です。『TECH PLAY Academy』は、これからも企業の変革を支え続け、日本全体のデジタル化を推進していく役割を果たしていきます。
企業ページと更なる情報
この取り組みについて詳細な情報は、『TECH PLAY Academy』の公式サイトにて確認できます。興味のある方はぜひ、訪れてみてください。
TECH PLAY Academy
パーソルイノベーション株式会社