AnyMind Group、Shopeeの極みへ
最近、AnyMind Group株式会社(以下、当社)がインドネシアで東南アジア最大級のEコマースプラットフォーム「Shopee」の「Premium Enabler」に認定されたことが発表されました。これは、当社が2025年第1四半期に「Shopee Certified Tier Enabler Partner」になることを達成後、わずか1四半期で一段上の評価を受けたことを意味しています。認定の決め手となったのは、テクノロジー力、運用体制の品質、ストアパフォーマンスへの寄与という三つの基準をすべて上回る成果です。
統合型の運営体制
当社はShopeeインドネシア市場において、ブランドの成長を様々な側面で支える統合型の運営体制を構築しています。特に、顧客との接点を強化する「エンゲージメント施策」において高い専門性と実績を持つことが評価されました。
店舗運営と顧客対応の効率化
1.
ECマネジメントプラットフォーム「AnyX」
- 商品情報の更新や注文処理、販売実績の管理を一元化。
2.
会話型コマースプラットフォーム「AnyChat」
- 顧客からの問い合わせ対応やカスタマーサポート業務の効率化を実現。
3.
ロジスティクス体制
- 在庫管理から配送まで、一貫したスムーズな物流体制を確立。
データ活用による販売支援
1.
流通戦略の設計
- AnyXを通じたデータ活用による販売促進の施策。
2.
大型キャンペーンへの支援
- Shopeeでの9.9や11.11の大規模なキャンペーンに向けた施策の立案。
3.
販売機会の最大化
- 割引やクーポン設計を通じて、販売促進の機会を増加させます。
エンゲージメント向上の取り組み
1.
ストアデザイン
- ブランド理念に基づいたストアのレイアウトやビジュアルを設計。
2.
コンテンツ制作
- ライブ配信やショート動画の企画、制作、配信を行い、顧客との接点を拡大。
- インフルエンサー配信プラットフォーム「AnyTag」により、配信ホストのキャスティングも実施。
3.
生成AIの運用
- AIアバターを使った新しいライブ配信の実施、AIによるスクリプト生成などを行い、先進的な施策を展開。
コメント
AnyMind GroupのManaging DirectorであるTatum Kembara氏は、今回の認定が「AnyMindチームの取り組みに対する評価」であり、ブランドと共に成長してきた成果であると強調しています。Premium Enablerとしての認定は、テクノロジーを軸にした統合的なEC支援を強化する鍵だと述べ、今後のさらなる成長支援への意気込みを語りました。
AnyMind Groupについて
AnyMind Groupは2016年にシンガポールで設立され、アジア市場を中心に広がりを見せています。EC、マーケティング、生産管理、物流など様々な領域で11のプラットフォームを展開しており、クライアントのデジタルトランスフォーメーションを実現するための幅広いソリューションを提供しています。大手企業から中小企業まで、顧客のニーズに応じた支援を行い、EC事業の成長に寄与しています。最近では、同社が開発した各種プラットフォームの活用により、効率化や省力化が進んでいます。その成果が評価され、さらなる成長を目指しています。
まとめ
AnyMind GroupがShopeeの「Premium Enabler」として認定されたことは、同社のサービスの信頼性と顧客支援の強さを示すものです。この成果を基に、さらなる革新と成長が期待されています。ブランド企業にとって、AnyMind Groupの存在は今後も重要なパートナーとなることでしょう。