積水化学が受賞した「スポーツエールカンパニー2025」と健康推進の取り組み

積水化学が「スポーツエールカンパニー2025」を認定

積水化学工業株式会社が、2023年から3年連続でスポーツ庁より「スポーツエールカンパニー2025」として認定を受けました。この称号は、企業が積極的に従業員の健康増進のためにスポーツ活動に取り組んでいることを評価されてのものです。積水化学は「従業員は社会からお預かりした貴重な財産である」との信念のもと、健康推進を経営戦略の中心に据え、すべての従業員が心身ともに健康な状態であることを目指しています。

Well-Beingの実現に向けた取り組み

健康な従業員は会社の力の源です。積水化学は、心身の健康の向上だけでなく、挑戦する意識を高めることを重要視しています。気軽に楽しめるスポーツイベントを通じて、従業員同士のコミュニケーションの活発化や、活力に満ちた企業文化の醸成を目指しています。これにより、積水化学は健康意識の向上による挑戦意欲を引き出し、「活力あふれるいい会社」の実現を目指しています。

主な取り組み

積水化学グループは、Well-Beingを支援するための様々な施策を実施しています。その中でも特に注目すべきは以下の2つの取り組みです。

1. 健康支援アプリの導入とウォーキングイベント
「七冠王アプリ（商品名：カロママプラス）」を導入し、運動や食事、睡眠の記録を通じて、自分自身の健康管理を促進しています。このアプリを活用したウォーキングイベントは年に2回行われ、参加者にはランキング上位者に賞品が贈呈される仕組みも整っています。個人戦とチーム戦があり、従業員同士のコミュニケーションも促進されています。

2. 陸上競技部セキスイフェアリーズによるスポーツ教室
積水化学の女子陸上競技部が主催するランニングクリニックや健康教室が各地で開催されています。セキスイフェアリーズのメンバーが考案したプログラムで、従業員はランニングやウォーキング、ヨガ、ストレッチを通じて共に健康を増進しています。また、2024年からは社会人アメリカンフットボールチーム「SEKISUIチャレンジャーズ」とのスポンサー契約により、アメフト体験や交流会も実施。従業員に運動機会を提供し、アメリカンフットボールへの理解を深めるイベントを企画しています。

これらの取り組みは、従業員に対する健康意識の向上とともに、社会への貢献があったとしても、多様なスポーツイベントの展開を通じて、さらなる参加者の増加に繋がっています。積水化学は、健康とスポーツの融合を図りながら、挑戦の機会を提供し、参加することが楽しいと感じられる環境を整備していくことに力を入れています。今後も多彩な企画を展開し、全従業員がその恩恵を受けられるよう努めていくことでしょう。

このような積水化学の取り組みは、企業の枠を越えて、より健康的で持続可能な社会の実現に向けた一助となることが期待されています。
積水化学は、社会課題解決に向けたイノベーションを生み出し、全ての従業員が心身ともに充実した日常を送れるよう支援していく姿勢を示しています。