東洋学園大学とダーツライブの新商品開発プロジェクト
東洋学園大学の現代経営学部にて、株式会社ダーツライブとともに取り組む産学連携プロジェクトが動き出しました。このプロジェクトは、2025年5月にスタートし、現在は最終提案に向けて施策を検討しています。
ダーツの普及に向けた柔軟な発想
ダーツ業界は、プレイヤーの増加を目指すために様々な課題を抱えています。それに対して、学生の柔軟な発想を活かし、解決策を提案することが本プロジェクトの目的です。5月26日に実施されたキックオフイベントでは、ダーツライブの社長執行役員である嶋宣幸氏が招かれ、企業の概要やダーツ市場の現状について話していただきました。その中で、ダーツマシンが毎月1,600万回以上プレイされているとのデータや、ダーツを始めるハードルが高いという現状についても触れられました。
この講演の後、ゼミでは「ダーツをしない人が感じる壁」をテーマにしたグループワークを行い、参加学生たちが意見を交わしました。参加者の約9割がダーツを経験したことがあると答え、その人気の高さや興味の活発さが伝わってきました。
実践的体験の場としてのダーツボード
さらに、ダーツライブ社の協力で、学内にはダーツボードも設置されました。これにより、学生たちは日常の中でダーツの実体験を重ねながら、課題解決に向けたアイデアをブラッシュアップしていくことができます。授業後には自由にダーツを楽しむ時間もあり、ゼミでは学生たちが学びながら楽しんでいる姿が見受けられました。
中間発表と最終提案に向けて
このプロジェクトは7月には中間発表を行い、9月からは最終提案へと進んでいきます。学生たちは、企業との連携の中で、新たな施策を具体的に提案していく予定です。ダーツライブ社の実績や市場データをもとにした実践的なアイデアと、学生の新しい視点が交わることで、ダーツに対する新たな価値や可能性の創出が期待されます。これからの成り行きに、ぜひ注目していきたいところです。