大分県での職業体験プログラム "ドミニスタ・チャレンジ"
株式会社共立メンテナンスが運営するビジネスホテル「ドーミーイン大分」で、2025年10月28日から30日の期間中、高校生向け職業体験プログラム「ドミニスタ・チャレンジ」が開催されます。これは、大分県立津久見高等学校の生徒を対象にしたもので、ホテル業務を実際に体験することで、職業観を育むことを目的としています。
プログラムの目的とは?
「ドミニスタ・チャレンジ」は、2019年から全国のホテルで行われている職業体験プログラムです。生徒たちはフロントでのお客様対応、客室清掃、ベッドメイキングなどの業務を通じて、働くことの意義やおもてなしの心を学びます。また、自分が育った地域に訪れる人々との接し方を通じて、地域への愛着を持つことが促されます。
現代は多様な文化が交錯する時代。このプログラムは、生徒に多文化共生についての生きた学びを提供します。これまでに70校以上の参加を受け入れており、九州エリアだけでも11校からの依頼を受けています。
実施内容の概要
- - 実施日時: 2025年10月28日(火)~30日(木)
- - 座学: 業界の説明やホテルで働く楽しさについて学びます。
- - 実体験: フロント接客業務を通じたホテルマナーの習得、客室清掃、大浴場の準備、レストランでの朝食試食、そして新商品の開発ワークに参加します。
大分県立津久見高等学校の参加者からは「ホテルの運営がどのようになされているのか、接客の大変さややりがいを実感したい」とのコメントも寄せられています。彼らはこの短い期間を通じて、さまざまなホテル業務を肌で体感しようとしています。
統括支配人のメッセージ
ドーミーイン大分の後藤洋佐支配人は、「3日間の短い間ですが、学生たちにホテルのスタッフとしての心配りやチームワークを体験してもらえることを願っています。中身の濃い学びが進路選択のヒントになれば嬉しいです」と述べています。
プログラム実施の背景
近年、社会や経済の状況が不確実な中、若者へ“働くこと“の意味を伝えることは非常に重要です。人口減少が進む地域社会では、自らの地域に対する愛着を育て、地域の課題に取り組む人材が求められています。このような中で、共立メンテナンスは「仮にあったら人の心に触れる機会」を提供し、子どもたちの成長を支援しています。
ドーミーインとは?
「ドーミーイン」は、ビジネスホテルのチェーンで、快適さとシンプルさを兼ね備えた宿泊施設を提供しています。国内外で100棟を展開し、多様なニーズに応えるサービスを提供しており、地域の融合を図る試みも行っています。
お問い合わせ
職業体験を希望する学校は、株式会社共立メンテナンスのホテル人材開発部までご連絡ください。