「はたらいて、笑おう。」のビジョンを実現する滋賀・長浜市のDX推進について
滋賀県長浜市において、副業人材マッチングサービス『lotsful』が、昨年に続きデジタルトランスフォーメーション(DX)の支援を行うことが決まりました。これにより、長浜市が掲げる「すべての人に優しく、安心を感じることができるデジタル化」の実現に向けた取り組みが、さらに前進することになります。
長浜市と『lotsful』の関係
八百万の神々を信じる風土が息づく滋賀県長浜市。この美しいまちにおいて、デジタル技術を用いた業務効率化や市民サービスの向上が目指されています。『lotsful』は、パーソルイノベーションが運営する副業人材マッチングサービスであり、副業・兼業人材と長浜市とのバランスを取りながら進めるプロジェクトにおいて、重要な役割を果たしています。
昨年度からの取り組みに引き続き、令和6年度の支援内容も豊富です。市役所の業務効率化に向けたRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)シナリオの構築や内製化を行い、長浜市役所のデジタル化を促進します。
RPAの内製化に向けた挑戦
今年度のプロジェクトでは、長浜市の各部門にRPAの導入を進め、業務生産性の向上を図ります。市役所システムの標準化を進めることで、住民に提供するサービスもより一層向上させることが期待されています。
長浜市は、戦国時代の歴史や文化が豊かで、地域住民の自主性も感じられ、自らが「やってみたい」と思うことに挑戦する風土が根付いています。これからもリモートワーカーを誘致し、新しい働き方を推進していく方針です。
市長の取り組みへのコメント
長浜市役所では、デジタル専門人材派遣制度を利用しており、地域のRPA化の検討やシナリオ作りに『lotsful』が大きな支援を行っています。市の今後の予定には、稼働中のRPAシナリオへの影響を最小限にしつつ、より効果的なRPAの活用を目指す取り組みが含まれています。
パーソルイノベーションの思い
『lotsful』の代表である田中みどり氏は、副業人材を通じて自治体のDXをサポートすることの重要性を強調しています。令和6年度には、長浜市だけでなく、大田区や埼玉県庁など複数の地域でのプロジェクトにも副業人材が活躍しており、DX化の進展が期待されています。
今後の展望
長浜市が目指す「優しく、安心できるデジタル化」の実現に向けて、引き続き専門家による伴走支援が行われます。この取り組みを通じて、長浜市がより良い地域社会を築いていくことが期待されています。
副業人材の活用は、地域の課題解決に新たな風を吹き込む可能性が大いにあります。これからも多様なスキルを持つ人材が各地での活動を通じて、地域のDXを推進していくことで、地域経済の活性化にも寄与していくことでしょう。
それでは、長浜市が進化していく姿を楽しみにしつつ、地域の取り組みやDXの進展に注目していきたいと思います。