志望業界の新潮流
2026-02-12 12:26:50

2027卒業予定学生が狙う志望業界の変動とトレンド

2027卒業予定学生が狙う志望業界の変動とトレンド



株式会社RECCOOが2027年度卒業予定の学生827名を対象に実施した「志望業界ランキング」に関する調査結果を詳しく見てみましょう。この調査は、特に大学の上位校に通う優秀層の学生に焦点を当てており、一般的な就職人気ランキングとは異なる動向を明らかにしています。

調査の背景


新卒採用が早期化・二極化する現代において、多くの企業が「優秀な学生との接点」が不足しているという課題を抱えています。一般的なランキングが示す傾向と異なり、上位校の学生がどの業界を選び、何を求めているのかを知ることは、企業の採用活動にとって欠かせない要素となっています。

文系学生の志望業界


文系の優秀層において、最も人気のある業界は「金融」であり、17.4%がこの業界を選択しました。これは過去3年間での最高値となります。同時に、「官公庁・公社」も前年より8位上昇し、現在4位にランクイン。昨年まで人気があった「外資系コンサルティング」は、14位に急落しており、その原因として安定性を求める傾向が挙げられます。

文系学生は、安定した職業を選ぶ意欲を強めており、この傾向は単なる保守化ではありません。むしろ、安定した基盤を持つことが、次のステップへと成長するための土台であると認識しているようです。企業はそのニーズを捉え、「安定性」のみならず、内部での変革や成長のスピードを訴求する必要があります。

理系学生の志望業界


一方、理系の優秀層は「大手メーカー」に強い関心を示しています。「機械・電機系メーカー」と「化学・素材系メーカー」が同率で17.5%を占め、特に機械・電機系メーカーは前年比で6.1ポイント増加している点が注目されます。このような企業を支持する理由には、専門性を活かし「ものづくり」に携わりたいという意欲が透けて見えます。

理系学生は、自らの技術力で世界と戦えるスキルを磨きたいと考えているようです。企業はその期待に応えるために、研究内容をビジネスに接続させるキャリアのビジョンを具体的に提示することが求められます。

RECCOOからの提言


この調査から得られたインサイトを基に、企業が採用活動を成功させるためのポイントをいくつか挙げます。まず第一に、学生が業界を判断する際の先入観を見直し、個別のニーズに応じた発信を行うことが重要です。文系学生は「安定した成長」を求め、理系学生は「専門スキルを活かしたい」という意識を持っています。これに応じて、スカウト文や説明会の内容を見直すべきです。

また、若手社員が直接登壇し、具体的な働き方や成長ストーリーを語る場を設けることも効果的です。実際にどのような経験が得られるかをリアルに伝えることで、学生にとっての納得感を生み出し、結果として入社意欲を高めることにつながります。

結論


株式会社RECCOOでは、毎年のように学生へのアンケートを通じて新たな洞察を得ています。27卒の志望業界に関する詳細なデータを提供する『27卒800名調査レポート』も用意していますので、企業戦略にご活用ください。リンク:27卒800名調査レポート


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