軽井沢美のかたち
2025-06-24 13:57:03

2025年軽井沢「住まいと美のかたち」展で体感するアートの新境地

2025年軽井沢「住まいと美のかたち」展



2025年7月15日(火)から7月25日(金)の期間、長野県軽井沢町にて特別企画展「住まいと美のかたち」が開催されます。この展覧会は、株式会社ホワイトストーンと大工アーティスト・菱田昌平氏が共同で手がけるもので、軽井沢の邸宅「ベルギー プライベートホーム」にて行われます。著名な現代作家4名の作品が、この特別な住空間で展示されることで、暮らしの中に息づくアートのあり方を体感できる機会です。

展覧会の魅力


本展のテーマは、空間と作品との境界を問い直す試みです。現代作家による作品は、ただ「展示」されるのではなく、「住まいの一部」としての存在感を持ち、日常生活の中に溶け込む形で鑑賞者を迎え入れます。観覧者は、生活の匂いや温度、光の変化がアートにどのように影響を与えるのかを体感しながら、アートとの新しい関係性を発見することができます。

この展覧会では、木材、金属、陶器、絵画といった異なる素材で構成された4名の作家の作品が、空間の中で響きあいます。それぞれの作品は、鑑賞者の動きや周囲の環境によって変化し続け、アートの本質的な問いである「美とは何か?」を新たに考えさせる機会を提供します。

作品の紹介


  • - 猪熊克芳:独自のマチエールによって作り上げる絵画は、その青が見る者の心に深く訴えかけます。特に「イノクマ・ブルー」と称されるウルトラマリンブルーの作品が評価され、国内外の美術賞を数多く受賞しています。

  • - 坪田昌之:木や石、天然顔料を使用した非構造的な作品は、素材同士が共鳴し合いながら新たな表情を見せます。彼の作品には、緻密さと遊び心が調和したスタイルが魅力です。

  • - MADARA MANJI:日本の金属加工の伝統を駆使した立体作品は、相反する要素が交じり合い、ひとつの美を生み出します。彼の作品は、現代社会の矛盾を映し出しつつも独自の優雅さを持っています。

  • - 寺倉京古:陶芸を通じて無垢な存在を題材にした彫刻を制作する彼女の作品は、見る者に深い印象を与えます。赤ん坊や幼い子供をモチーフに、その純粋さを通じて現代を生きる人々の祈りを伝えます。

会場とアクセス


会場となる「ベルギー プライベートホーム」は、菱田氏が手がけた軽井沢の共同所有型別荘で、地元の素材を生かした美しい建築空間です。展示会では、この特別な建築と現代アートが有機的に融合し、訪れる者を非日常の世界へと誘います。

ご来場方法


この展覧会は完全予約制です。プライベートスペースでの開催となるため、前もって予約をお求めください。詳細は以下のリンクをご確認ください。

アートと住まいの新しい関係を探るこの展覧会で、ぜひ特別なひとときをお過ごしください。


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