特許庁が主催する「第7回 IP BASE AWARD」開催!
特許庁は、スタートアップにおける知的財産の重要性が高まる中、「第7回 IP BASE AWARD」を2025年8月末にエントリー募集を開始することを発表しました。このアワードは、スタートアップおよびその支援者に焦点を当て、知財に関する取り組みを評価・表彰することを目的としています。
IP BASE AWARDの目的
「IP BASE AWARD」は、「国内スタートアップ知財エコシステムの形成」をテーマに掲げており、スタートアップの知財戦略の普及とコミュニティ活動の活性化が狙いです。スタートアップにおける知的財産の活用の重要性が増す中、特許庁はこのアワードを通じて、特に優れた知財の取り組みを行ったスタートアップや支援者を表彰します。これは、他のスタートアップが参考にできる成功事例を提供することにも寄与します。
アワードの概要
今回のアワードは、以下の2部門から構成されており、それぞれの部門で選考された者に授与されます:
1.
スタートアップ部門:対象となるのは、未上場で設立から10年以内のスタートアップ企業。知財戦略の取得や活用に積極的に取り組んでいることが求められ、他社の模範になるような活動を行っていることが重要視されます。
2.
スタートアップ支援者部門:スタートアップの成長を促進し、知財エコシステムの活性化に寄与する個人や組織が対象です。弁理士や弁護士、ベンチャーキャピタル、投資家などが含まれ、その実績が評価の基準となります。
受賞の種類
アワードは、スタートアップ部門と支援者部門それぞれにグランプリと奨励賞、オーディエンス賞が設定されています。
グランプリ
- - スタートアップ部門:1社。
- - スタートアップ支援者部門:最大で2社。
これらの賞にはトロフィーが授与され、受賞者はIP BASEのホームページで独占記事の配信を行います。また、受賞者はPR活動の際にIP BASE AWARDのロゴを使用できる特典もあります。
奨励賞
スタートアップ部門・支援者部門それぞれで、将来的にグランプリを獲得する可能性が高いとされる対象者に授与されます。
オーディエンス賞
スタートアップ部門のみで、ファイナリストによるピッチ審査で一般観覧者の投票によって決まります。
選考委員
選考委員には、特許および知財の専門家が集まり、審査は厳格に行われます。委員長には著名な弁護士が就任しており、信頼性の高い評価が期待されます。
エントリーの流れ
2025年8月末より、IP BASE AWARDの公式サイトでエントリーが募集されます。興味のあるスタートアップや関係者は、詳細を公式サイトで確認することができます。さらに、他薦も可能で、各部門において最大3名までの応募が認められています。
IP BASEコミュニティ
特許庁が運営する「IP BASE」は、スタートアップと知識専門家が交流し、知財に関する情報を得るためのコミュニティポータルサイトとして設立されました。知財に関する基礎知識や施策、イベント情報を集めており、スタートアップに役立つ情報源として注目されています。
公式サイト
スタートアップの未来を切り拓くために、ぜひこの機会を活用してみてはいかがでしょうか。