大河原町の新たな魅力、希少なりんごジュース
宮城県大河原町が誇る独自のフルーツ、りんご。この度、地域創生を目的としたレッドホースコーポレーション株式会社が、大河原町の厳選された希少なりんご「こうとく」と「ふじ」を使用した100%のりんごジュースを開発しました。このジュースは、地域のふるさと納税の返礼品として登録された、特別な一品です。
希望に満ちたプロジェクトの始まり
「こうとく」は、栽培が非常に難しいため日本でも非常に限られた量しか生産されない「幻のりんご」として知られています。この特殊なりんごと、地域で広く親しまれている「ふじ」を使用し、地元の果樹園である「斎藤果樹園」から購入した規格外品を活用しました。これにより、毎年廃棄されるはずのりんごを美味しいジュースに変えることで、地域の生産者を支援し、新たな収益の機会を創出することを目指しています。
地域との連携による新たな活力
このプロジェクトは、大河原町の公務員からの提案から始まりました。「規格外のりんごを廃棄する現状を何とか改善できないか」という想いから、現地視察を行ったレッドホースコーポレーションは、果樹園の協力も得て、規格外のりんごを買い取り、絶品のりんごジュースを完成させました。試飲販売も盛況で、「こうとく」の濃厚さや「ふじ」のすっきりした甘さに、多くの方々が魅了されました。
限定販売国産ジュースが登場
この新しいジュースは、2023年3月より「とんとんの丘 もちぶた館」で先行販売が行われ、5月末にはふるさと納税の返礼品としても登場予定です。「こうとく」のジュースは芳醇な香りとトロリとした甘さを楽しめますが、「ふじ」は酸味と甘さのバランスが絶妙です。両者はそれぞれ異なる魅力を持っており、嗜好によって選べるのも大きなポイントです。
地域の生き生きとした未来へ
レッドホースコーポレーションは、全国50以上の自治体と連携し、100アイテム以上の地域資源を活かした商品開発に取り組んでいます。地域のヒト・モノを活かし、地域のブランディングや販路開拓にも貢献することで、農業生産者の意欲を引き出しています。この取り組みを通じて、地域の食文化を保護し、さらには地域活性化につなげていく考えです。
この魅力的なりんごジュースは、まさに新しい時代の地域のアイコンとなり、他の地域にも幸せを運ぶ原動力となることでしょう。私たちの手元に届くその日を楽しみにしています。