福島市立松陵中学校閉校イベントに向けた特別な取り組み
福島市立松陵中学校は、2025年3月の閉校が決定しています。この歴史ある学校において、閉校イベントが2月7日と8日の二日間にわたり開催されました。この特別なイベントでは、地域の人々や卒業生が集まり、思い出を振り返りながら新たな絆を深めました。本イベントはキヤノンマーケティングジャパン株式会社と福島キヤノン株式会社の協力のもと、支援された「みんなの笑顔プロジェクト」の一環として実施されました。
キヤノンと地域のつながり
キヤノンMJは、2012年から続く東日本大震災の復興支援活動を通じて、地域への支援活動を精力的に行っています。この日、特に印象的だったのは、閉校記念品として制作されたオリジナル年表の展示や、活動写真のスライドショーの発表です。福島市民が制作したモザイクアートや思い出の数々を来場者とともに振り返ることができました。
事前準備とサポート内容
閉校イベントに向けた準備は、数か月にわたるものでした。在校生は卒業アルバムや地域の方々から寄せられたメッセージカードを使用して、全校制作のオリジナル年表をまとめることに取り組みました。キヤノンは、撮影用のカメラの貸し出しや機材の操作説明など、細やかなサポートを提供。写真の現像・編集も担当し、イベント当日の展示に向けての支援を行いました。
充実したイベント内容
イベント当日は、卒業生や地域の方々が訪れ、オリジナル年表が展示されると、多くの感激の声が上がりました。「自分が育った場所の思い出を、写真という形で残せるのは本当に嬉しい」といった感想が寄せられ、参加者同士のコミュニケーションも生まれました。来場者は1000人を超え、写真撮影専用ブースも設けられ、思い出に残る瞬間をその場でプリントして持ち帰ることができました。
みんなの笑顔プロジェクト
このプロジェクトは、キヤノンMJグループが2012年に立ち上げ、東日本大震災の被災地に向けた復興・創生推進活動の一環です。「写真を楽しもう」というコンセプトのもと、地域の人々の交流や子どもたちの心の成長をサポート。回を重ねるごとに、多くの笑顔が生まれています。
イベント終了後、私たちの心には松陵中学校の思い出がしっかりと刻まれ、地域との絆もさらに強まりました。これからも、キヤノンは地域と共に歩み続けることでしょう。