三菱重工のAI導入
2025-01-16 08:51:54

三菱重工業が新たに導入した「exaBase IRアシスタント」とは

三菱重工業が「exaBase IRアシスタント」を導入



株式会社エクサウィザーズのグループ企業であるExa Enterprise AI(東京都港区)は、三菱重工業が同社の最新AIサービス「exaBase IRアシスタント」を採用したことを発表しました。この新しい取り組みは、同社のIR部門における業務をデジタル化し、効率を向上させることを目指しています。

導入の背景



三菱重工グループは、「エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダー」として知られており、様々な技術革新とサステナビリティへの取り組みに力を入れています。企業価値を高めるためには、関係者との密なコミュニケーションが重要であり、事業戦略説明会や工場見学会を定期的に開催しています。

こうした中で、限られたリソースをいかに効率的に活用するかが課題となっていました。「exaBase IRアシスタント」の導入により、IR業務の専門化を進め、より付加価値の高い作業にリソースを割けるようになることを目指しています。

exaBase IRアシスタントの機能



exaBase IRアシスタントは、AIを活用してIR関連の業務を支援します。具体的には、IR面談の音声や動画データから議事録を自動生成し、さらに定量分析や質問傾向分析などを行います。この他にも、決算説明会や株主総会で発生する可能性のある質問に対して、企業固有の情報を基にAIが自動で回答案を生成する機能も備えています。

その利便性は、すでに数多くの企業で評価されており、JR東日本や村田製作所、豊田合成などの大手企業でも導入が進んでいます。様々な部署での活用が想定されており、企業内でのコミュニケーションや情報の透明性向上に寄与しています。

パートナーシップの促進



Exa Enterprise AIは、さらなる開発に向けてパートナー企業を募っています。日本の各業界にある企業のIR部門など多様な意見を取り入れ、プロダクトの改善を行っています。これにより、IR業界の生産性向上と日本企業の情報開示レベルの向上を支援することを目指しています。

興味がある企業は、トライアル利用の申し込みやパートナーシップに関する問い合わせを受け付けています。具体的な連絡先は、exaBase IRアシスタント窓口(exabase-irassistant-info@exwzd.com)となっています。

まとめ



三菱重工業が導入した「exaBase IRアシスタント」は、企業のIR業務において革新的な手段となることが期待されています。AI技術を活用することで、業務の効率化と情報開示の質の向上を実現し、透明性のある経営を進めていくことでしょう。今後の展望と共に、この新たな取り組みがどのように進化していくか、目が離せません。
このIRアシスタントサービスは、上場企業の業務改革を促進し、テクノロジーの力で情報開示を一貫してサポートしていくことを目指しています。


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