岡山大学とタイ大学が連携
2025-10-26 17:35:19

岡山大学とタイのタマサート大学が医療機器開発で国際連携を強化する新たな一歩

岡山大学とタマサート大学の国際連携の強化



国立大学法人岡山大学が、タイのタマサート大学医学部との国際的な連携を深めるため、意見交換の機会を設けました。この訪問は2025年9月9日に行われ、岡山大学病院の内田大輔准教授を中心に訪問団が派遣されました。この交流は、両大学が今後の医療機器の研究開発において共同作業を進めるための重要なステップとなります。

タマサート大学の特徴



タマサート大学は、1934年に設立されたタイを代表する国立大学で、医学部において国際的な研究・教育に積極的に取り組んでいます。学術的な卓越性に加え、社会貢献を重視した教育を行っており、多くの国際連携プロジェクトを推進しています。今回の訪問では、タマサート大学の研究・イノベーション担当副学部長であるThipaporn Tharavanij教授が同大学での研究や技術革新に関するプレゼンテーションを行いました。

意見交換の内容



岡山大学からは、BIZENプログラムや医療機器開発に関する活動について紹介されました。このプログラムは、医療×産業の融合を目指すもので、地域や国際的なネットワークを通じて新たなイノベーションを創出することを目的としています。特に、参加企業が発表したAIを活用した診断支援システムなどの最新技術に関する紹介は、参加者の関心を集めるものでした。これにより、医療技術における協力や技術移転の可能性について活発な議論が行われました。

記念品交換と友好の証



訪問の中では、記念品の交換や集合写真の撮影も行われ、両大学の友好関係がより一層深まりました。これは、単なる交流を超えた、双方の信頼関係を築く重要な瞬間となりました。国際的な連携は、今後の研究や技術開発の枠を広げるだけでなく、学生の国際的な視野を広げる貴重な機会を提供します。

今後の展望



本訪問は、令和6年度「優れた医療機器の創出に係る産業振興拠点強化事業」の一環として実施され、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の支援を受け、オルバヘルスケアホールディングス株式会社やタイオルバヘルスケア株式会社の協力により実現しました。今後は、共同研究や技術協力の具体的なテーマを検討し、学術交流プログラムを展開していく方針です。医療機器開発やデジタルヘルスの分野でさらなる連携が期待されており、両大学からの発信が楽しみです。

岡山大学と岡山大学病院のこれからの取り組みに、ぜひご期待ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

関連リンク

サードペディア百科事典: 医療機器 岡山大学 タマサート大学

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。