読み放題型電子図書館「Yomokka!」が海外で人気
株式会社ポプラ社が提供する小・中学校向けの読み放題型電子図書館「Yomokka!(よもっか!)」が、海外での日本人学校(在外教育施設)において利用者数が4,000人を超えたことが明らかになりました。これにより、海外に住む日本人の子どもたちが日本語の書籍にアクセスするための新たな道が開かれつつあります。
読書環境を変える「Yomokka!」のコンセプト
「Yomokka!」は、"いつでも、どこでも、好きなだけ!"というコンセプトのもと、子どもたちに豊富なラインナップの電子書籍を提供しています。子どもたちは同じ本を何人でも同時に読むことができるため、授業や朝の読書タイムにおいても有効に活用されています。また、在外教育施設が抱えている日本語の書籍にアクセスできないという課題を、インターネットを通じて解決する手段として、多くの学校に受け入れられています。
現在では40社から4,500冊以上の作品が掲載されており、実際の導入校からは多くのポジティブな声が寄せられています。
導入が進む在外教育施設
ポプラ社は、代理店を通じて「Yomokka!」の提供を2022年6月から開始しており、現在では13ヵ国の24校で利用されています。特に日本語の書籍が手に入りにくい環境でも、このサービスは大きな利便性を提供しています。インターネット環境さえあれば、どこでもアクセス可能なことから、多くの学校が「Yomokka!」の導入を進めています。
導入校の声:台北日本人学校のケース
台北日本人学校の田中淳也先生は、「Yomokka!」を導入したことにより、学校の読書環境が劇的に改善されたと話しています。特に、全員で同じ本を同時に楽しむことができるため、クラス全体での読書体験の共有が容易になったと述べています。これにより、授業での利用が簡便になり、子どもたちの学びをより効率的にサポートするツールとして非常に有効だと評価しています。

(台北日本人学校の児童が「Yomokka!」を使用している様子)
導入を考える教育施設へ
「Yomokka!」に興味を持たれた在外教育施設の方々には、代理店を通じての問い合わせが可能です。お問合せフォームから気軽に連絡をしてみてください。
おわりに
ポプラ社のこども向け学びのプラットフォーム「MottoSokka!(もっとそっか!)」も注目されています。本プラットフォームでは、「読書体験」や「探究体験」を通して子どもたちの好奇心を育むための様々なサービスを展開しています。興味のある方は、ぜひ公式サイトを訪れてみてください。どのように「Yomokka!」が実際の学びに貢献しているのか、詳細を知る良い機会になります。
日本国内外での教育環境がより豊かになることを期待しつつ、これからの展開に目が離せません。