港区の多言語サポート
2025-02-17 15:30:46

港区役所に多言語翻訳ディスプレイ設置!国際化推進の新たな取り組み

港区役所に多言語翻訳ディスプレイが登場



港区では、国際化に向けた一歩を踏み出し、区役所に多言語対応の透明ディスプレイを設置しました。これにより、来庁者はさまざまな言語でのコミュニケーションが可能になり、区役所の窓口での相談もスムーズに行えます。リアルタイム翻訳機能を備えたこのディスプレイは、約120言語をサポートし、対面で自然な会話が可能に。特に、多文化共生社会の実現を目指す今、こんな新しい試みは多くの期待を集めています。

具体的な設置情報


この新しい多言語ディスプレイは、令和7年2月17日(月曜日)から利用可能となります。設置される場所は、以下の2カ所です。
1. 港区役所1階 総合案内
2. 港区役所3階 国際化・文化芸術担当窓口

この取り組みは、港区が国際化を進める中で、来庁者の多様なニーズに応えるための重要なステップです。何か質問があっても、言語の壁を気にすることなく相談できるのは、大変心強いですね。

多文化共生に向けた取り組み


港区では、この他にも多文化共生のための多くの施策を展開しています。令和6年度から始まった取り組みとして、例えば多言語対応三者通話サービスがあります。このサービスは、スマートフォンを利用したユーザー、多言語通訳コールセンター、区役所との三者間での通話が可能になるもので、サービス導入後の利用実績はなんと約16倍に増加したと言います。

また、令和6年10月からは「多文化キッズコーディネーター」を配置し、日本語を母語としない子どもやその保護者のサポートを行っています。これらの取り組みは、日本語に不安を抱える子供たちが安心して日本で生活できる環境を提供することを目的としています。

さらに、令和7年1月からは「みなと日本語ふれあいスペース」という、日本語を母語としない子どものための学習支援と交流の場も設けられています。これにより、言葉の壁を越えたコミュニケーションが育まれ、地域の多様性がさらに豊かになります。

未来への展望


港区役所のこの多言語対応ディスプレイは、観光部門とも連携し、今後さらに活用を進めていく考えです。国際的な交流がますます進む中、地域住民や観光客にとって、スムーズなコミュニケーションが取れる環境が求められています。このような取り組みを通じて、多文化共生の実現を目指し、港区全体が活気にあふれる安定した地域へと成長していくことでしょう。

港区の新たな試みに注目し、ぜひその発展を見守りたいと思います。


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