海運業界の未来
2025-09-26 15:19:13

海運業界の未来を切り拓く「London International Shipping Week 2025」の魅力

海運業界の最前線を目指して



2025年9月、商船三井が英国ロンドンで開催された「London International Shipping Week 2025(LISW)」に参加しました。このイベントは、海運や港湾、物流業界のリーダーたちが一堂に会し、業界の未来について知見を共有する重要な国際的なプラットフォームです。約2年ごとに開催されるこの有力な集まりは、今回で12回目を迎えました。

商船三井は、グローバルな海運ネットワークの一環としての役割を果たし、今回のLISW2025において、日本の海運企業として唯一の協賛を行いました。また、当社主催のレセプションを開催し、社長の橋本が多くのセッションに登壇しました。これにより、業界内での更なる関係構築や意見交換する貴重な機会を得ました。

レセプションでのネットワーキング



9月15日に行われたこのレセプションには、100名以上の海運業界関係者やパートナー企業が集まりました。この場では、橋本社長と常務執行役員のSuryan Wirya-Simunovic氏との対談も行われ、欧州やアフリカにおける当社の事業展開や今後の戦略が語られました。ゲストとの対話を通じて、新たなビジネスチャンスやコラボレーションの可能性が広がりました。

セッションの内容



- 「Driving prosperity in a fragmenting world?」



このセッションは、LISWの公式プログラムの一環として、IMO本部で開催されました。ここでは、地政学リスクや規制、デジタル化、脱炭素化に関連する多様な海運業界の課題が議論されました。橋本社長は国際的な協調の重要性を訴え、変化する貿易環境に迅速に適応するための戦略を明らかにしました。また、船員の魅力を高めるためのインフラ強化についても強調しました。

- 「A new training framework for seafarers in decarbonization」



このセッションでは、脱炭素化を目指した新たな船員教育の枠組みについて議論されました。社長は、当社が運営する船員教育施設の紹介から始まり、代替燃料に対応した人材育成の必要性を訴えました。安全かつ持続可能な海運の未来を実現するために、業界全体の連携が求められます。

未来への展望



商船三井は「BLUE ACTION 2035」という経営計画のもと、地域戦略の強化に取り組んでおり、ロンドン拠点は特に欧州・アフリカ地域を統括しています。今回のLISWの経験を活かし、当社はこれからも各地域の事業推進に全力を尽くしてまいります。これにより、海運業界の発展に寄与すると同時に、持続可能な未来を築いていくことを目指しています。


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