「くすりの適正使用」学ぶプログラム、若者のヘルスリテラシー向上に貢献
シオノギヘルスケア株式会社が、中高生を対象とした企業訪問学習プログラムを展開しています。このプログラムの目的は、若年層に「くすりの適正使用」について学んでもらい、オーバードーズ防止への理解を深めることです。
企業訪問学習プログラムの内容
プログラムは、グループワークやアイデアの創出を通じて、薬の使い方や社会的課題に対する理解を育む内容となっています。最近では仁川学院高等学校の2年生を対象に、特に「過量服用」として知られるオーバードーズをテーマにした学習が行われました。生徒たちは、オーバードーズを目の当たりにした場合の対応策について議論し、友人を助ける勇気を持つことの大切さを学びました。
この取り組みは、薬物乱用防止を目的とし、参加者が自発的に考え行動することを促進することを目指しています。生徒たちからは、「正しい薬の使い方の重要性を理解できた」、「友達が困っていた時には必ず声をかけようと思った」といった声が寄せられ、先生方からも「社会問題を身近に感じる機会になった」と好評です。
半年間のアイデア創出プログラム
また、このプログラムでは、半年にわたってシオノギヘルスケアの事業や社会的役割を学びながら、同世代に薬の適正使用を正しく理解してもらうためのアイデアを考える挑戦も行っています。生徒たちが主体的に意見を出し合い、啓発活動に結びつけることで、次世代のヘルスリテラシー向上を目指します。
若年層の現状と背景
市販薬のオーバードーズは近年、若年層において深刻な問題となっています。厚生労働省の報告では、SNSを通じて広がっているこの問題に対し、特に15~19歳の若者の間で乱用が深刻化していると指摘されています。約68人に1人が市販薬の乱用を経験したという調査結果もあり、正しい知識と判断力を持つことが重要視されています。このような背景の中、シオノギヘルスケアは教育支援を通じて、若者が健康を守る力を育むことを目指しています。
今後の展開
シオノギヘルスケアでは、今後も薬の乱用防止に向けた教育支援活動を継続し、企業訪問学習の回数を増やすとともに、学校薬剤師との連携授業の拡充を図る予定です。また、製薬企業や薬局、ドラッグストア、行政、教育機関などとの連携を強化し、「自分で判断し行動できる力」を育成するための取り組みを進めていく方針です。
ESG経営とセルフケアの推進
シオノギヘルスケアでは、ESG経営にも配慮し、特に健康と福祉に関連する分野で様々な取り組みを行っています。国連のSDGs(持続可能な開発目標)を意識し、社会課題解決に向けた活動を進めています。さらに、オウンドメディアやSNSを通じて、セルフケアの重要性を広め、多くの人々が健康情報を正しく利用できるようサポートしています。
さいごに
「くすりの適正使用」を学ぶことは、自分自身や周囲の人々を守るために極めて重要です。今後もシオノギヘルスケアは、若年層のヘルスリテラシーの向上を支援し、薬の正しい利用についての啓発活動を続けていきます。健康的な未来のために、次世代の若者たちが正しい知識を持つことは欠かせません。