ICT学習環境の協定
2025-09-04 13:07:50

内田洋行と福岡教育大学が結ぶ未来型ICT学習環境の協定

内田洋行と福岡教育大学が結ぶ未来型ICT学習環境の協定



2025年9月3日、株式会社内田洋行と国立大学法人福岡教育大学は、未来に向けたICT学習環境の構築を目指して、包括連携協定を結びました。この協定により、両者は最新の教育テクノロジーを活用した持続可能な学びの場を創出することを目指しています。

フューチャークラスルームの展開


協定の中心には、福岡教育大学附属福岡小学校・中学校、附属小倉小学校・中学校、附属久留米小学校・中学校に設置される「フューチャークラスルーム」があります。これは、ICTを融合させた未来の学びの場であり、ハイフレックス型授業や協働的な学習を実現するための重要な拠点となります。内田洋行はこれまで培った教育ICT支援のノウハウを活かし、未来型の授業開発や教員育成に寄与する研究を行うことが期待されています。

協定締結の背景と目的


福岡教育大学がこの協定を結んだ背景には、Society 5.0への対応や地域社会の持続可能性という社会的要請があります。これに応じ、最新の教育メソッドや学習スタイルの提案を行うことを目指しています。具体的には、同大学附属学校の開設されたフューチャークラスルームを基に、産学連携を通じた効果的な学習環境の構築を進めていきます。

産学連携によるイノベーション


協定では、産学連携による教育イノベーションの共創を図るため、以下の内容が含まれています:
1. 学校教育における学習環境の改善
2. 他教育機関や行政との連携
3. 人材育成と人材交流
4. その他双方が認める事柄

このように、内田洋行と福岡教育大学は、多様な専門知識を結集し、未来型ICT環境の実現に向けての取り組みを進めていきます。

フューチャークラスルームの具体的な使い方


福岡教育大学では、フューチャークラスルームを通して、協働活動やデータによる提示、リアルタイムの接続といった新しい学びのスタイルを取り入れており、ITを駆使した学習指導を通じて教育の質を向上させることを目指しています。また、2990年までに必要なスキルを育成するための新しい教育プログラムが開発され、この実践により地域の教育環境全体の質の向上が期待されています。

学習ダッシュボード「マイ・カリキュラム」


内田洋行は、福岡教育大学附属福岡小学校において、児童の学びを可視化するための学習ダッシュボード「マイ・カリキュラム」を2024年6月から導入しています。これは、児童が自らの学習を振り返ることを可能にし、「見える化」によって主体的な学びを促進します。今後、このダッシュボードは、学習傾向の可視化や指導の改善に利用され、児童と教員双方にとって学びの質を高める基盤として期待されています。

結論


この協定締結を通じて、内田洋行と福岡教育大学は、地域の教育システムの革新だけでなく、未来の教育環境の発展にも貢献していくことを約束しています。地域共生型の教育イノベーションを目指し、両者の連携は今後さらなる挑戦を迎えることでしょう。福岡の教育界において新たな章が開かれるこの瞬間を、私たちも見守っていきたいと思います。


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