KongがNTTデータに採用
2025-11-06 11:24:31

NTTデータの金融業務自動化「ANSER」にKongのAPI管理基盤が選定

NTTデータの金融業務自動化「ANSER」にKongのAPI管理基盤が選定



Kong株式会社(本社: 東京都港区)は、パートナー企業であるサイオステクノロジー株式会社と共に、NTTデータが提供する金融業務自動化サービス「ANSER」にAPI管理プラットフォームが採用されたことを発表しました。これにより、ミッションクリティカルな金融サービスのパフォーマンスと安全性が一層向上します。

ANSERの概要


「ANSER」は、1981年から続く金融業務自動化サービスで、700以上の金融機関で利用されています。このサービスにより、顧客は銀行窓口やATMに足を運ぶことなく、家や外出先からも金融取引を行うことができます。利用できる端末は多岐に渡り、固定電話やパソコンなど様々な手段から金融サービスにアクセス可能です。

利用金融機関は、センター設備やソフトウェアの共同利用を行うことで、システムコストを削減できます。ANSERは、長年の実績をもとに堅牢なネットワークシステムを構築し、高トラフィックにも対応できるため、多くの金融機関にとってメリットがあります。

Kong採用の理由


Kongが「ANSER」に選ばれた理由には、以下の要点が挙げられます。
  • - 最高評価の機能性と拡張性: 競合製品との比較において、Kongは全ての観点で高い評価を得ました。
  • - エンタープライズ設計: 標準でゼロダウンタイム、高可用性、セキュリティを備えており、堅牢なシステムを実現。
  • - API管理のベストプラクティス: Kongは、APIの開発と運用に最適なアプローチを体系化した製品構成を持っています。

これらの理由から、NTTデータはKongのAPI基盤を採用し、今後のパフォーマンスと安全性の向上を加速させることができます。

今後の展望


Kongは2026年6月にAPI Gateway機能の先行リリースを予定しており、今回の導入を通じて、NTTデータの金融インフラとしての次世代API基盤を構築していく計画です。この新しい基盤により、高い可用性と俊敏性を確保しながら、金融サービスのさらなる発展を目指します。

Kongの代表取締役社長である有泉大樹氏は次のようにコメントしています。「NTTデータ様の『ANSER』にKongのAPI基盤が採用され、大変光栄です。グローバルに展開してきた実績をもとに、日本市場でも積極的に貢献していきます。」

Kongについて


KongはAPI管理プラットフォームのリーディングカンパニーとして、世界中で高い評価を得ています。「APIファースト」企業となることを使命に、Kongの統合クラウドAPIプラットフォームは、APIの開発から運用、管理までの全ライフサイクルを一貫してサポートしています。これにより、開発者の生産性を高め、デジタル体験を向上させることを目指しています。

さいごに


サイオステクノロジーも、オープンソースソフトウェアを活用したシステムインテグレーションに焦点を当て、AI技術の支援や次世代を担う製品およびサービスを提供している企業です。今後も双方の取り組みを通じて、金融業界に革新をもたらすことが期待されます。


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