SHEIN、持続可能なファッションの未来を切り拓く
SHEINは、グローバルなファッション&ライフスタイルブランドとして、160以上の国と地域にサービスを展開しています。最近、同社は自社運営の施設におけるESG(環境・社会・ガバナンス)マネジメント体制を強化するとともに、持続可能性への取り組みをさらに推進しています。この取り組みは、SHEINが掲げる「evoluSHEIN」によるサステナビリティ戦略に基づいており、環境管理、労働環境の安全、廃棄物管理、水資源管理を中心に強化されています。
自社施設におけるESGの強化
SHEINは中国国内の自社運営施設において、環境面の管理と労働安全の改善に向けた具体的な施策を進めています。これには物流拠点6か所がISO14001(環境管理)およびISO45001(労働安全衛生)の認証を取得することが含まれ、国際的な基準に準拠した体制が整っていることを証明しています。
これらの認証取得は、SHEINの運営施設が定期的なリスク評価や法令遵守を徹底し、従業員の意識向上や責任感を育むための研修を行っていることを示しています。さらに、継続的改善を促進するために、内部監査を実施し、常に管理体制の強化に努めています。
衣料品生産イノベーションセンターの設立
SHEINの成長を支えるもう一つの重要な施策は、「衣料品生産イノベーションセンター(CIGM)」の設立です。このセンターでは、製造効率を高めるための研究や物流の効率化に取り組んでいます。これにより、受注から出荷までのプロセスがスムーズになり、環境への負担を軽減しつつ、品質の向上が図られています。
廃棄物管理の強化
さらに、SHEINは廃棄物管理の強化を図り、2025年には新たに8施設がZero Waste to Landfill Management System認証を取得しました。これにより、認証を受けた施設の総数は15に達し、中国国内の全ての運営倉庫が基準を満たすこととなります。
施設内では、資源の再利用や廃棄物発生の抑制が図られ、例えば、紙製ダンボール箱を麻袋に切り替えたり、プラスチック使用量の削減に取り組んだりしています。これらの施策により、約932トンの廃棄物を削減または発生抑制しています。
水資源の管理
SHEINでは、安全な水、衛生設備、衛生的な習慣への取り組みも重要です。2024年には水資源管理の基本方針を公表し、運営施設を対象にWASH(Water, Sanitation and Hygiene)評価が行われる予定です。この評価で、飲料水の質や衛生設備の状況が確認され、持続可能な水資源管理の実現に向けた努力が促進されます。
まとめ
SHEINは、責任あるファッションブランドとしての立場を強化し、持続可能な未来を目指しています。環境への配慮や労働安全衛生の向上、廃棄物管理の徹底、水資源の適切な管理など多岐にわたる取り組みが進められています。これからもSHEINの動向に注目していきたいものです。