こどもDX推進協会がオンライン勉強会を実施
一般社団法人こどもDX推進協会は、2025年1月29日(水)に「こどもデータ連携に関する先進事例」についての無料オンライン勉強会を開催します。この勉強会は、自治体職員と当協会の会員が対象ですが、参加申込さえすれば自治体職員であれば誰でも参加が可能です。
勉強会の背景
こどもDX推進協会は、最新のこどもに関する情報を提供し、自治体や企業間の交流を図るため、定期的なオンライン勉強会を開催しています。2023年8月には先進自治体におけるこどもDX事例をテーマにした勉強会を実施し、多くの参加者から好評を得ました。これを受けて同テーマでのリピート開催が決定し、今回は新たに「こどもデータ連携」に焦点を当てています。
日本において、こどもたちが直面する貧困問題や虐待といった現実はますます深刻になっています。特に困難な状況にいるこどもや家庭は、支援を求める声を上げることが難しく、このためプッシュ型やアウトリーチ型の支援がますます重要視されています。こども家庭庁が2023年度から実施する「こどもデータ連携実証事業」は、この新たな支援の形の一環です。
勉強会の内容
今回の勉強会では、まずこども家庭庁から「こどもデータ連携実証事業」の概要が説明されます。続いて、大阪府和泉市と埼玉県戸田市が登壇し、それぞれの事例に基づいた虐待リスク判定や教育データのワンストップ化に関する進捗状況が紹介されます。これにより、参加者は実際に役立つ知識を得ることができるでしょう。
プログラム内容は次の通りです:
- - こどもデータ連携実証事業の概要説明(こども家庭庁)
- - 大阪府和泉市による虐待リスク判定の実証事例
- - 埼玉県戸田市の教育データベースについての発表
- - 自治体間の意見交換会
勉強会の日時は2025年1月29日(水)10:00から11:30まで、オンライン(Zoom)で行われます。申込は事前登録が必要ですので、参加希望の方は1月24日(金)までに以下のフォームよりお申込みください。
参加申し込みフォーム
こどもDX推進協会とは
こどもDX推進協会は、2023年に設立された一般社団法人で、こどもに関するデータや技術の標準化、調査、政策提言などを行っています。未来の「こどもまんなか社会」の実現に向け、民間と行政、自治体が連携できるプラットフォームの構築を目指しています。
今後も各種会員を募集しており、入会希望者は公式HPから詳細を確認できます。
詳細案内と入会方法
この勉強会は、自治体職員にとって貴重な学びの機会ですので、ぜひお見逃しなく!