次世代バイオインプラント
2025-08-20 11:31:11

東京都内で始まる次世代バイオインプラントの臨床研究

次世代バイオインプラントの臨床研究が東京都内で開始



東京都中央区に本拠を置く株式会社オーガンテックが、次世代バイオインプラントの特定臨床研究を、港区のヒルサイド赤坂デンタルクリニックにて開始します。このプロジェクトは2025年8月から都内のクリニックでも実施される予定です。オーガンテックは世界初の器官再生技術を応用し、人々の健康と生活の質を向上させる新しい医療の実現を目指しています。

次世代バイオインプラントの背景


次世代バイオインプラントは、「歯の喪失に対する器官再生治療」として、既存のインプラント治療法とは異なる新しいアプローチです。従来の骨結合型インプラントに変わり、天然歯と同様に歯根膜を介して歯槽骨に結合させるこれにより、失われた噛みごごちや知覚の再生を目指します。この新技術は、オーガンテックの創業者である辻孝氏による基礎研究から生まれました。

クリニックの取り組み


ヒルサイド赤坂デンタルクリニックでは、安心・安全なインプラント治療を行い、患者のトラブルにも柔軟に対応をしています。院長の宮原宇将氏は、インプラント治療に関する豊富な知識と経験を持ち、スウェーデンでの国費留学も経て欧州インプラント学会の認定医となっています。彼は、次世代バイオインプラント技術に興味を持ち、新たな治療法を提供することに注力しています。

臨床研究の概要


この特定臨床研究は、「抜歯窩に残存する歯根膜組織を介した歯根膜結合型インプラントの有効性」をテーマにしており、選ばれた患者は、一定の基準を満たした場合に参加が可能です。研究は2025年2月から開始され、2027年1月までの予定です。この間、患者は15回の通院を通じてインプラント治療を受けます。

治療の流れ


治療は、初診からおよそ15か月にわたります。最初の3回の通院で、患者の治療に必要な検査が行われ、適切なインプラントが選定されます。4回目の通院では、実際に歯を抜歯し、インプラントを埋入。この後、定期的に経過観察が行われ、最終的には通常の歯のように扱えるようになります。

予測されるリスクと対応


本臨床研究で使用されるのは未承認の医療資器材であり、参加する患者は自身の安全が最優先とされます。移植部位での感染や骨吸収のリスクが伴うため、十分なフォローアップが行われます。万一、インプラントが撤去することになった場合には、通常のインプラント治療やその他の適切な歯科治療が実施されます。

このプロジェクトは、日本における医療の次のステージを示すものであり、国際的な展望を持つオーガンテックの取り組みは、多くの期待が寄せられています。新技術の実現によって、人々の健康が一層向上することを願っています。

お問い合わせ情報


  • - ヒルサイド赤坂デンタルクリニック
院長:宮原宇将
住所:東京都港区赤坂2丁目20番5号デニス赤坂ビル 1階
ホームページ:hillside-akasaka.jp

  • - 株式会社オーガンテック
住所:東京都中央区晴海2-5-24晴海センタービル6階
ホームページ:organ-tech.jp


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