双日が再び選ばれた「健康経営銘柄」の理由とは
双日株式会社は、経済産業省と東京証券取引所による評価制度「健康経営銘柄2025」に選定され、2年連続となる3回目の受賞を果たしました。この取り組みは、従業員の健康を企業経営に取り入れ、戦略的に健康管理を行う企業を評価するものです。双日がこの名誉を受けるのは、2024年に続いてのことです。さらに、同社は「健康経営優良法人ホワイト500」でも3年連続の6回目の認定を受け、健康経営への真摯な姿勢が評価されています。
健康経営へのコミットメント
双日は「新たな価値と豊かな未来の創造」を企業理念として掲げており、その実現には「社員の心身の健康」と「健全な職場環境」が欠かせないと認識しています。その一環として、双日グループの健康憲章「Sojitz Healthy Value」を制定しており、フィジカルヘルス(身体の健康)、メンタルヘルス(心の健康)、そして女性の健康課題に焦点を当てた多様な取り組みを進めています。
今後も、双日は健康経営の推進に向けた取り組みを継続し、社員の健康をさらに向上させることで、グループ全体の成長につなげる考えです。
2024年度の具体的な取り組み
双日の2024年度の取り組みには、社員一人ひとりの健康と生産性を向上させ、組織全体の生産性向上を図るさまざまな施策が含まれています。
フィジカルヘルスの推進
「双日健康フェス」を開催し、今年度のメインテーマを「睡眠」に設定しました。睡眠と関連する「睡眠×食」や「睡眠×運動」と題したセミナーを実施するとともに、仮眠体験なども提供し、社員の健康意識及び行動の変容を促すことを目的としています。これにより、社員がより健全なライフスタイルを築くことを目指しています。
メンタルヘルスへの配慮
双日は、メンタルヘルスの重要性を認識し、精神科の産業医や社内外のカウンセラーを用意し、不調の早期発見と治療を支援しています。必要な場合は、所属長が専門家からアドバイスを受け、不調者へのケアや職場復帰を支援します。また、海外勤務者に対しても定期的なヘルスチェックを実施し、メンタルヘルスの維持に努めています。
女性の健康課題に特化した取り組み
女性の活躍が企業の持続可能な成長には不可欠です。双日は、女性社員が心身の健康を維持できるよう、社内に婦人科医の相談窓口を設置しました。全女性社員を対象とした婦人科系がん検診の実施や、不妊治療や婦人科系がんについてのセミナーを通じて、女性の健康課題に対する理解を深め、活躍できる環境整備を行っています。
まとめ
双日の「健康経営銘柄」及び「健康経営優良法人ホワイト500」への選定は、同社が持続可能な成長を目指して、社員の健康を重要視している証拠です。今後の取り組みを通じて、社員一人ひとりが心身ともに健康で、より良い職場環境を実現できるよう、双日は引き続き努力を続けていくことでしょう。