岡崎市でのLUUPポート拡大の取り組み
株式会社Luupは、愛知県岡崎市において2025年5月から電動キックボードシェアリングサービス「LUUP」のポートを12箇所に増設することを発表しました。この拡大は、2024年8月29日から実施されていた実証実験を経てのもので、市内全域でのサービス展開が期待されています。
背景と目的
Luupは「街じゅうを『駅前化』するインフラをつくる」をミッションに掲げ、電動キックボードや電動アシスト自転車を利用したシェアリングサービスを提供しています。全国各地で13,000以上のポートが設置され、通勤や観光、買い物などの幅広い場面で利用されています。特に岡崎市では、実証実験によりコミュニティや観光客の移動手段が増えることが期待されていました。
実証実験期間中、多くの利用者から広範囲でのサービス提供を望む声が寄せられたことが、今回のポート数拡大の決定につながったのです。これにより、これまで電動キックボードを利用できなかった地域でも、より便利にマイクロモビリティを楽しむことが可能になります。
新しいポートの設置場所
今回新たに設置される12箇所のポートは以下の通りです。
- - 岡崎城公園
- - 籠田公園
- - ナリモレンタカー
- - ほてる小柳津
- - 明大寺交通広場(家康公広場下)
- - 岡崎市役所 西庁舎ロータリー前
- - banks
- - FLAT SO.
- - 東岡崎駅東口バスロータリー前
- - 東岡崎駅東公衆トイレ裏
- - 明代公園
- - 岡崎市図書館交流プラザ りぶら
これらのポートは市の公有地を活用し、公共交通機関とも連携します。市は「LUUP」サービスを通じて、地域の回遊性を高めると同時に、住民や観光客が多様な移動手段を選べる未来を実現したいと考えています。
岡崎市の期待と展望
岡崎市は2019年にLuupと連携協定を締結し、電動マイクロモビリティの普及に向けた取り組みを進めています。市は「LUUP」の運営開始を心から歓迎しており、これにより岡崎市内の回遊性が高まり、訪れる人々にとってより便利な移動手段が提供されると期待しています。特に、街を訪れる観光客の皆様に、新しい体験を提供するための大きな一歩となるでしょう。
便利なLUUPを活用しよう
LUUPの利用は、スマートフォンアプリを通じて簡単に行えます。基本料金は50円(税込)に加え、1分あたり15円の時間料金がかかります。利用者は年齢確認書類の登録と交通ルールテストの合格が必要ですが、これにより安全性が確保されます。また、事故時には保険も適用されるため、安心して利用できる環境が整っています。
「LUUP」サービスは、今後も岡崎市内の様々な場所にポートを増やし、利便性向上に努める方針です。地域の皆様や地元企業との連携を強化し、より快適で安全な移動手段を提供することを目指しています。
是非、岡崎市を訪れた際には新しく増設されたポートを活用して、街の魅力を自分の足で感じてみてください。