109字幕サービス受賞
2025-10-17 14:04:21

聴覚障害者支援!109字幕制作サービスPLUSがグッドデザイン賞を受賞

109字幕制作サービスPLUSがグッドデザイン賞を受賞



東京都目黒区に本社を置く株式会社イメージスタジオ・イチマルキュウの「109字幕制作サービスPLUS」が2025年度のグッドデザイン賞を受賞しました。この受賞により、聴覚障害者のニーズに応える新たな字幕制作の取り組みが広く認識されることになります。

字幕作成の専門スタッフによる取り組み



「109字幕制作サービスPLUS」は、聴覚障害を持つ方々がより良い情報を得られるよう、多角的なアプローチで字幕の制作を行っています。具体的には、字幕作成の専門スタッフが聴覚障害当事者たちと協力し、CMの意図を正確に伝えるための表現方法を探求しています。このサービスでは、字幕内容の分析や評価を通じて、改善提案がなされ、より質の高い字幕制作が進められています。

情報の格差を埋める取り組み



日本国内には、聴覚障害や難聴を抱える人が約3400万人いると言われていますが、CMの字幕表現は依然として十分とは言えません。この点に着目した「109字幕制作サービスPLUS」は、聴覚障害者たちの視点を積極的に取り入れることで、音声情報だけでなく視覚的な情報の質をも高める取り組みを行っています。

評価されたのは、話者名の明示やブランド名のルビ挿入、さらにBGMや環境音の表記など、視聴者にとっての理解を助ける工夫が盛り込まれている点です。これにより、聴覚障害者も含むすべての視聴者に伝わるメッセージが一段とクリアになりました。

グッドデザイン賞の意義



グッドデザイン賞は1957年に創設された、日本を代表するデザイン評価制度です。国際的にも名高いこの賞は、毎年、多くの企業やデザインプロジェクトから応募を受け、優れたデザインを讃え、社会の課題解決に資するデザインの取り組みを促進しています。「Gマーク」は、特に高い評価を受けたデザイン製品に付与されるシンボルで、広く親しまれています。

未来に向けた展望



今後も「109字幕制作サービスPLUS」は、CM字幕の普及とともに、「情報の格差がない社会」の実現を目指します。この活動が、聴覚障害者の方々が少しでも容易に情報を得る手助けとなり、彼らのライフスタイルを向上させることに繋がればと願っています。

お問い合わせ



本サービスに関する詳細は、株式会社イメージスタジオ・イチマルキュウのデジタルプロダクション事業部までお問い合わせください。



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