次世代クリエイターを応援する「bud brand AWARD 2025」の取り組み
「bud brand」について
「bud brand」とは、次世代のクリエイターが世界に向けて自らの作品を発信できるプロジェクトです。この取り組みは、一般社団法人 日本DESIGN BANKの支援のもと2016年から始まり、ミラノデザインウィークへの出展を通じて多くの若手デザイナーに貴重な国際舞台を提供しています。今年も2024年に引き続き、トルトーナ地区で単独出展を果たしました。
「bud brand AWARD 2025」の特徴
2025年には「bud brand AWARD 2025」と題したコンペティションが開催され、35歳以下の若手クリエイターを対象に、多数の作品が集まりました。応募者数は100人を超え、その中から選ばれた8作品がミラノデザインウィークで展示されることとなったのです。今回、blue flag architect officeが妥協のない支援を行い、未来のデザイナーの発掘と育成に貢献しています。
トルトーナ地区での出展
展示が行われたトルトーナ地区は、ミラノデザインウィークにおける人気スポットで、訪れる人々に多様な企業や個人による作品の紹・展示が行われるエリアです。特に、各種会場が密集しているため、集客力が非常に高く、今年も1週間で1万人以上の来場者を迎え入れました。この流行の発信地で若手クリエイターが注目を集めることは、彼らにとって大きな名誉です。
福岡での報告会と作品展示
7月2日(水)には、福岡市のインテリアショップ「fremtiden」にて「bud brand AWARD 2025」の報告会が開催されました。この会場では、若手クリエイターたちの作品も展示され、来場者に新たなデザインを体感してもらう機会となりました。展示期間は6月29日から7月2日までで、日中の10:30から19:00まで開かれ、多くのデザインファンが訪れました。
「bud brand AWARD 2026」への展望
来年2026年も引き続き「bud brand AWARD 2026」を開催し、さらなる若手クリエイターの参加を呼びかけています。今年のテーマは「吊る×暮らしのアイテム」であり、35歳以下のデザイナーたちに新たな作品を期待しています。詳細は「bud brand」の公式ウェブサイトで確認できます。
協賛企業の紹介
「bud brand」の活動には、blue flag architect officeが協賛しています。この建築事務所は、ただの「箱」を作るのではなく、心から快適と思えるユニークな空間を創出することに力を入れています。未来のまだ見ぬ喜びに繋がる建築を追求し、クリエイティブな空間づくりを支え続ける姿勢が評価されています。
日本DESIGN BANKの役割
一般社団法人 日本DESIGN BANKは、日本のデザインを世界に発信することを理念として設立され、次世代クリエイターの育成にも注力しています。地域に根ざすクリエイターや職人たちへの支援を行い、未来のデザイン界を担う人材を育成する事業を展開しています。これからも、デザインの可能性を広げる活動が期待されます。
日本のデザインを世界に発信し、次世代クリエイターを育てる「bud brand」への注目が集まっています。未来のクリエイターたちがどのように成長していくのか、これからの展開に目が離せません。