長崎の創生を目指す株式会社Work Design Lab長崎設立の背景と今後の展望
一般社団法人Work Design Labは、新たに「株式会社Work Design Lab長崎」を設立し、長崎県を中心とした地域共創事業を推進することを発表しました。この新しい拠点の設立を受けて、長崎での活動がどのような背景で進化してきたのか、その詳細と今後の展望を見ていきましょう。
設立の背景
2020年、長崎市が主催したワーケーション企画をきっかけに、代表の石川貴志が長崎を訪問しました。その後、地域企業や自治体、金融機関との連携によって、長崎創生に向けた事業創出が始まりました。2021年には長崎経済研究所が開催した企業誘致イベントに石川が出演し、さらなる協力関係を築くことに成功。その際、Work Design Labは長崎県スタートアップ交流拠点「CO-DEJIMA」のコミュニティパートナーとしても登録され、複業やワーケーションの切り口で関係人口の拡大に取り組む姿勢を見せました。
2022年には地域のイノベーション拠点「Mogi Note」が長崎市内にオープンし、Work Design Labもこのプロジェクトに深く関わりました。このプロジェクトは長崎市から「長崎創生プロジェクト事業」として認定を受け、地域内外の人材を結ぶコミュニティ形成と複業人材の活用による地域活性化に向けた取り組みが進められました。また、同年の10月には長崎市との連携協定を締結し、地方創生と人材育成に向けた施策に着手しました。
現在の活動状況
2023年に入ってからは、「Mogi Note」にサテライトオフィスが設置され、市内の3つの事業者に対して経営支援を行っており、地域経済の活性化に貢献しています。これらの取り組みを糧にし、Work Design Lab長崎は2025年1月に設立され、地域のさらなる発展を目指しています。
今後の取り組み
2025年3月8日には、長崎市内で「コミュニティリーダーズサミット in 出島」と題されたイベントが開催されます。このイベントでは、代表の石川が登壇し、Work Design Lab長崎の今後の構想や活動について紹介する予定となっています。地域の活性化に興味のある方はぜひこのイベントに参加して、地域の未来について考えてみてはいかがでしょうか。
開催概要
- - 日時: 2025年3月8日(土) 13:00〜 (受付12:30〜)
- - 会場: スタートアップ交流拠点CO-DEJIMA
- - 所在地: 長崎県長崎市出島町2−11 出島交流会館 2F
- - 主催: CLS出島実行委員会
- - 共催: 長崎友輪家(長崎・新たな暮らし方会議)
- - 後援: 長崎県・一般社団法人日本ワーケーション協会
このように、Work Design Lab長崎は地域の人々と共に力を合わせ、長崎の創生を目指して着実に活動を進めています。地域経済の発展や人材育成に寄与するための取り組みが注目される中、次世代を担う人材の育成にも期待が寄せられています。地域に根差した共創事業が、どのように広がっていくのか、今後も目が離せません。