自由研究のコツ
2025-08-07 12:29:36

図書館を活用した自由研究コンクール優秀作品の魅力を紹介

図書館を活用した自由研究コンクール優秀作品の魅力を紹介



夏休みの自由研究に挑戦する子どもたちに朗報です!公益財団法人図書館振興財団が開催する「図書館を使った調べる学習コンクール®」では、今年も数多くの素晴らしい作品が集まりました。特に文部科学大臣賞に輝いた3作品の魅力と内容、そしてその背景について詳しくご紹介いたします。

1. 坂本萌衣さんの「『彦』にこめられたメッセージ」


埼玉県の三郷市から参加した小学2年生の坂本萌衣さん。彼女の作品は、地域に存在する「彦」のつく地名の背景を探るものでした。このテーマに取り組む中で、萌衣さんは自然堤防の作成や、他県の市役所への手紙作成など、様々な実地調査を行いました。彼女は調査を通じて、古来の先人たちからのメッセージを受け取ることができ、災害に対する警告が隠されていることを見出しました。地域への深い愛情に満ちた彼女の探究心には驚かされます。

2. 鈴木克磨さんの「青信号『あお』とよぶのに緑色?」


続いてご紹介するのは、千葉県袖ケ浦市の小学4年生、鈴木克磨さんの作品です。「青信号とは本当に青なのか?」という素朴な疑問から始まったこの作品は、信号機の色に関する徹底した調査が行われました。克磨さんは実際に多くの信号機を撮影し、外国の方々にインタビューを行うなど、多面的なアプローチで問題に迫りました。彼は「ユニバーサルデザイン」の観点から、誰もが見やすい信号機の提案を行い、素晴らしい提言をしています。

3. 宮﨑ひなたさんの「私の好きなお祭り妙見祭をみんなに広めたい!」


最後にご紹介するのは、熊本県熊本市の小学5年生、宮﨑ひなたさん。彼女が心から愛する「妙見祭」をテーマに、祭りの由来や意義を広めようとする作品を発表しました。歴史書やネット、インタビューを駆使し、祭りの背景や大切な意味を多角的に取り上げ、さらに「私がすぐにできること」として地域貢献のアイディアを提案しました。ひなたさんの作品には、自身の地域を愛し、大切に思う気持ちが溢れています。

デジタルブックで更に深く学ぼう


今回ご紹介した作品は、全て「デジタルブック」としても公開されています。興味のある方は、ぜひこの貴重な内容をオンラインで体験し、自由研究のヒントを得てください。作品の背景や調査の過程を知ることで、皆さん自身の研究もより深く、面白いものになるかもしれません。

図書館を使った調べる学習コンクールとは?


図書館を利用したこの調べる学習コンクールは、1997年に始まり、今では全国の小学生から大人までが参加する大規模なイベントとなっています。毎年多くの応募があり、自由なテーマで探究することができるこの機会は、図書館の利用促進にも寄与しています。

「図書館を使った調べる学習コンクール」に参加することで、ただの自由研究ではなく、自身の興味を広げ、深める貴重な体験が得られることでしょう。この夏、あなたも図書館を活用してみてはいかがでしょうか?


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