ポピンズの新しい取り組み
2025年5月より、大阪府豊中市内にある放課後児童クラブで、株式会社ポピンズエデュケアが新しい付加的サービスを提供することが発表されました。これは、大阪府内の放課後児童クラブにおいてポピンズが初めて実施する試みであり、地域の子どもたちに新しい学びの機会を提供します。
付加的サービスとは?
ポピンズでは、これまで保育園での英語教育やミュージック、体操といった有料保育サービスを展開してきました。この経験を活かし、放課後児童クラブでも小学生を対象とした付加的サービスを導入します。具体的には、「GLOBALプログラム」と「STEAMプログラム」が中心となり、子どもたちに対して多様な学びの機会を提供します。
豊中市内の3か所での実施
豊中市では「放課後select」という名称で習い事プログラムが導入されており、ポピンズはその実施を担当します。対象となるのは、以下の3か所の放課後こどもクラブです。
- - 庄内さくら学園 放課後こどもクラブ
- - 新田小学校 放課後こどもクラブ
- - 東泉丘小学校 放課後こどもクラブ
これらのクラブでは、毎週1回以上の頻度でサービスが提供され、料金は月額約4,000円(税込)を予定しています。
密着した学びの体験
先日実施されたトライアル教室には、庄内さくら学園の放課後こどもクラブに在籍する1~4年生の約120名のお子様が参加しました。授業では、年齢に応じた内容を用意し、英語での挨拶や好きな動物、教科の答え方などを学ぶ貴重な体験をしました。子どもたちが楽しみながら英会話に触れる姿に、今後のサービスへの期待が高まります。
ポピンズグループの背景
ポピンズグループは1987年に設立され、「働く女性を最高水準のエデュケアと介護サービスで支援する」という使命のもと、ナニーサービスや学童保育、オーダーメイド介護など、多様なサービスを展開しています。
また、2020年には日本初のSDGs-IPO企業として東証一部に上場し、質の高い教育の提供やジェンダー平等の実現に向けた取り組みを進めています。ポピンズは、日常のエデュケアを通して社会貢献を目指すとともに、ハーバード大学と共同で「子どものためのSDGs」に関する研究も行っています。
未来に向けた学びの場
今回の豊中市での放課後児童クラブにおける付加的サービスは、ポピンズが手掛ける新たなチャレンジです。地域のニーズに応え、保護者や子どもたちに喜ばれるプログラムを設計していくことが期待されています。これにより、子どもたちがより良い環境で学び、成長していくことを願いたいものです。ポピンズのマニフェストを体現する新しいサービスが、地域に根付くことを心より楽しみにしています。