2025年9月6日、長野県松本市に位置するICT拠点「サザンガク」で、特に子育て世代や地方移住者を対象にしたデジタルスキル育成イベントが開催されます。このイベントは、株式会社ニットと株式会社さんろくごの共催によるもので、最新の生成AI技術を利用し、働き方の新たな選択肢を提供することを目的としています。
本イベントは、参加者定員が15名の限られた規模で、託児サービスも完備されているため、子連れでの参加が可能です。「離職していたが再びキャリアを目指したい」「新しい働き方を学びたい」といったユーザーにとって、特に魅力的な機会となるでしょう。
プログラム内容
1部: トークセッション
最初のプログラムでは、塾長として多くの人にリモート・ハイブリッドワークを指導してきた株式会社ニットの秋沢崇夫社長と、地域に根ざしたキャリア形成を行ってきた株式会社さんろくごの高山未央氏が登壇します。それぞれが、自身のバックグラウンドを元に子育てとキャリアの両立や新しい働き方の可能性について語ります。
- - 秋沢氏は、過去600名の人材を育成し、リモートワークでの成功例を紹介します。
- - 高山氏は、育休を経て新たな挑戦をした経験を通じて、子育てがキャリアに与える影響を紐解きます。
このトークでは、具体的なケーススタディや、参加者が自身の“私らしい働き方”をどのように築けるかのヒントを得ることができます。
2部: ワークショップ
二部では、実際に生成AIを使用した業務の体験が待っています。信州Generative AI Labからの東祐太朗氏を講師に迎え、参加者は生成AIを活用して実際の業務を体験します。具体的には、リサーチ業務やライティングなど、生成AIを使った効率化の技術を直に学ぶことができます。
この部分では、生成AIがもはや恐れる存在ではなく、日々の業務を助ける頼れるパートナーであることを実感できます。普段触れていない方々にもアプローチをしているため、オープンな雰囲気で学べるのが特徴です。
3部: 交流タイム
最後に、イベントの締めくくりとして、講師や参加者同士でリラックスして交流できる時間を設けています。美味しいコーヒーを味わいながら、お互いの経験をシェアする機会が提供されます。この薄い壁が、参加者同士に新しいつながりを生むきっかけとなるでしょう。
イベントの意義
近年、在宅勤務やハイブリッドワークが都市部だけでなく地方でも浸透してきており、特に子育て世代や移住者にとって新たな生き方の模索が求められています。このイベントを通じて、地域に根付いた活動をしながら、オンラインでグローバルな働き方を実現する道筋を示すことが目指されています。
参加資格
本イベントは、松本市に移住した方、その家族、育児を経て再就職を考えている方など幅広く参加者を募っています。また、興味を持つ全ての方もウエルカムです。
興味のある方は、ぜひ参加を考えてみてください。新しい仕事の可能性を生み出すこのイベントが皆さんのキャリアに役立つことを願っています。