2025年冬のボーナス使い道調査：貯金が12年連続首位を堅持！

2025年冬のボーナス使い道調査

毎年行われる「Ponta消費意識調査」が2025年の冬ボーナスの使い道に関する結果を発表しました。この調査は、株式会社ロイヤリティマーケティングが運営する共通ポイントサービス「Ponta」（ポンタ）の一環で、消費者の意識を把握することが目的です。

調査結果のハイライト

調査によると、冬のボーナスの使い道として最も選ばれたのは、12年連続で「貯金・預金」であることが判明しました。これは消費者がよりストレートに貯蓄志向を強めていることを示しています。昨年と比較して、旅行や食品などの支出が減少し、貯金や投資が増加している傾向が見られます。

支給金額とその使途

冬のボーナスの受給者に対する調査では、支給金額が昨年とほぼ変わらないと感じる人が64.6%を占め、特に「40万円～60万円未満」が20.7%で最多となっています。昨年に続き、ボーナスの貯金・預金の用途を決めているという回答は37.9%と減少傾向にあり、この要因の一つとして「病気や災害への備え」の需要が増加しています。

貯金や預金しない理由

調査において、冬のボーナスを貯金または預金しない理由の第一位は「生活費や日常の支出に充てるため」とされています。これからも多くの消費者が生活費を優先していることが伺えます。

消費者の節約志向

調査結果では、消費者の「節約したい」と考える人は59.0%に上るものの、前回調査より1.5ポイント減少しています。「節約したくない」と回答した人の中では「分からない・決まっていない」が42.3%と最も多く見られますが、「節約したい」派では「いま使いたい」が46.0%と高い割合を示しています。これにより、必要な場面でのポイント活用の意識が高まっていることが明らかになっています。

調査概要

今回の調査は、2025年9月26日から9月29日の期間にインターネットで実施され、回答者数は3,000人。年齢層は20代から60代以上までの男女にわたり、広範な層からの意見を反映しています。この調査結果は、今後の消費意識やライフスタイルの変化を理解するために重要なデータとなるでしょう。

調査結果を引用または転載する際には、必ず「Pontaリサーチ」とのクレジットを記載する必要があります。