内田麟太郎の新作
2025-01-14 11:46:26

内田麟太郎と山﨑おしるこの新作絵本『あのね あのね』が2025年に登場

絵本『あのね あのね』の魅力



内田麟太郎さんと山﨑おしるこさんの新作絵本『あのね あのね』が2025年3月4日に発売されることが決定しました。この作品は、親切なアリにお礼を言いたいと考える虫たちの心情を描いており、子どもたちにメッセージを届ける深い内容が特徴です。

本書では、野原に住むさまざまな虫たち—ダンゴムシ、カナブン、テントウムシ、バッタ—が主体となり、感謝の気持ちを伝えられないもどかしさを描きます。なかなか「ありがとう」と言えない彼らの姿は、まるで現代の子どもたちが抱えるコミュニケーションの難しさを反映しているかのようです。その背景には、内田さんの孫が抱える会話が苦手という悩みがあります。彼が会話に対してもじもじしている姿を見て、内田さんは「お待ちください、焦らずに」と語り掛けたかったのです。

物語の深い意味



この絵本は、内田さんが自身の経験をもとに、子どもたちに「焦らず、ゆっくりでいい」と伝えたいという思いを形にした作品です。文中では、内田さんがのんびり屋の家族とともに、孫の成長を見守る姿が描かれています。親や祖父母が抱える悩みを軽やかに表現し、共感を呼び起こします。

絵の部分を担当する山﨑おしるこさんは、過去に大ヒット作『だんごむしまつり』で注目され、絵本作家としての地位を確立しています。彼女の描くもじもじしている虫たちのイラストは、見ている人々に温かさと愛しさを与え、より一層本書の持つテーマを鮮やかに引き立てています。

著者たちのプロフィール



内田麟太郎さんは1941年に福岡県に生まれた詩人であり、数多くの絵本を手がけてきた著名な作家です。彼は「さかさまライオン」や「うそつきのつき」などの受賞歴があり、その作品は多くの子どもたちに愛されています。

一方、山﨑おしるこさんは1994年に福岡県に生まれ、吉本興業に所属するお笑い芸人としても知られています。彼女が描く絵は、子どもたちにとって視覚的にも楽しめる工夫がされており、そのスタイルは独特です。『あのね あのね』は、彼女にとって2作目の絵本作品であり、その成長にも目が離せません。

発売記念イベント



発売日には、特別イベントとして「サイン本お渡し会」がブックハウスカフェにて開催されます。日時は2025年3月2日(日)11時から13時までです。この機会にお二人に直接アプローチできる貴重なチャンスをお見逃しなく。

まとめ



『あのね あのね』は、内田麟太郎さんと山﨑おしるこさんの情熱の結晶です。心に寄り添うストーリーとともに、虫たちのかわいらしい絵が、子どもたちや大人たちに優しく語りかけます。ぜひ手に取って、あたたかい瞬間を共有してみてはいかがでしょうか。

この絵本が子どもたちにとって、心のメッセージを伝える大切なきっかけとなればと願っています。興味がある方は公式サイトでも情報をチェックしてみてください。


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