業務用ネットワークビデオレコーダー「VR-X9100」の登場
JVCケンウッドグループの株式会社JVCケンウッド・公共産業システムは、Victorブランドから新たに業務用ネットワークビデオレコーダー「VR-X9100」を12月10日より発売します。この新モデルは、最大48台のネットワークカメラを接続できる柔軟なシステム構築が可能で、H.265圧縮方式による高画質な映像記録が実現しています。さらに、8TBのHDDを内蔵し、長時間の記録ができるため、様々な監視ニーズに対応します。
機能と特長
1. 最大48台のネットワークカメラ接続機能
本機は、標準で16台のネットワークカメラ接続が可能で、別売のライセンスを追加することで、最大48台まで拡張できます。これにより、ユーザーは必要に応じたシステム構成を柔軟に選択できます。さらに、マルチベンダー対応により、異なるメーカーから提供されるカメラやエンコーダーとの高い互換性を持っており、既存の監視システムとの統合もスムーズに行えます。
2. 高画質映像の記録
H.265圧縮方式により、4K解像度(3840×2160)での記録・再生が可能です。また、8TBの内蔵HDDにより、長時間の高画質映像を記録することができます。最大48TBの増設も可能で、これにより動画データの回線負荷が軽減され、効率的な映像管理が実現します。
3. 簡易な導入サポート
「NVRかんたん設定ツール」を搭載し、専門的な知識がなくても簡単に設定できるよう設計されています。これにより、導入作業の効率化および設定ミスの防止が図られ、スムーズにシステムを運用できる環境が整います。
4. 安定したビデオ管理ソフトウェア
本機には、グローバルに展開するMilestone社の「XProtect® Express+」というビデオ管理ソフトウェアが搭載されています。豊富な導入実績がある本ソフトウェアによって、安定したシステム運用が支援されます。これによって、高度なセキュリティ管理が可能になり、様々なニーズに応えることができます。
5. スマート監視の実現
エッジAI機能を搭載したカメラと連携して、スマート監視を実現します。動体検知や人物・車両の識別、異音検知など、多様な機能を持つ周辺機器との連携が可能で、監視精度が向上します。この機能性は、現場の状況把握と迅速な対応を助けるものとなります。
需要が高まる監視システム
近年、監視カメラはただの記録装置から、インテリジェントな監視システムへと進化しています。防犯意識の高まりや、スマートシティ構想の進展が影響し、商業施設や公共施設をはじめとした様々な場面での監視カメラの設置需要が高まっているのが現状です。特に学校や病院、交通機関など、幅広い分野での必要性が求められています。
このような背景から、JVCケンウッドは今後も最新の監視・セキュリティのニーズに対応していく所存です。業務用ネットワークビデオレコーダー「VR-X9100」は、安全性を追求した次世代の監視システムの中核として、多くのユーザーに安心を提供します。ぜひ、12月10日の発売日をお見逃しなく!