KDDI共同創業者・千本氏が新社外取締役に就任
2025年10月31日、株式会社ブッシュクロフィードは、KDDIの共同創業者である千本倖生氏が新たに社外取締役に就任することを発表しました。この決定は、臨時株主総会および取締役会の議決によるもので、今後の企業経営に大きな影響を与えることが期待されています。
就任の背景とは?
ブッシュクロフィードは、リファイニング事業やプロパティマネジメント、インベストメント事業を中心に、日本各地で「点から街を変える」というビジョンを掲げています。このたび千本氏を迎えることによって、経営のガバナンス体制を強化し、新たな市場価値を創出する狙いがあります。
千本氏は、日本の通信業界とIT分野での豊富な経験があり、その知見を生かして不動産領域の新たな事業戦略を導き、持続可能な開発の実現を目指しています。
千本氏の略歴
千本氏は、京都大学工学部を卒業後、日本電信電話公社(現NTT)に入社。1984年には、稲盛和夫氏とともに第二電電(現KDDI)を共同創業し、通信自由化を推進しました。その後、1999年にイー・アクセスを設立し、2005年からはイー・モバイルを率いるなど、日本の通信業界に革新をもたらしました。
さらに、現在は公益財団法人千本財団の代表理事や京都大学大学院の特別教授など多岐にわたる役職を務めています。
選任の理由と今後の展望
千本氏の社外取締役就任は、ブッシュクロフィードの不動産開発や再生事業にとって、経営基盤の強化とガバナンス体制の向上に寄与するものです。今後は、都市部における複合開発や地域不動産資産の再評価、持続可能な不動産運営体制の強化などを重点テーマとして掲げ、ますますの事業拡大を図る方針です。
また、グループ全体で進める事業と連携し、新しい不動産価値の創造を目指す考えも示されています。「B・Cデザインオフィス」や「B・Cインベスターズ」などとの協力を通じて、地域と都市環境を調和させることに挑戦します。
企業情報
株式会社ブッシュクロフィードは、2010年に設立された企業で、東京都渋谷区に本社を構えています。代表取締役は萩原達弥氏で、資本金は1億円。リファイニング事業やプロパティマネジメント事業の他、宿泊、飲食、福祉事業など多岐にわたる事業を展開しています。
詳細な情報やお問い合わせについては、公式ウェブサイトを通じて確認できます。今後の千本氏の活躍とブッシュクロフィードの変革に大いに期待しましょう。
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