鳥取環境大学での水インフラキャリア講義
2025年6月13日、公立鳥取環境大学にて、約350名の大学生を対象にしたキャリアデザインの授業が行われ、水ing株式会社がゲスト講師を務めました。この取り組みは、環境を学ぶ学生たちに多様な働き方を知ってもらうとともに、自らのキャリアデザインについて考えるきっかけを提供することを目的としています。
講義の背景と意義
公立鳥取環境大学では、低学年の段階から「働く」という概念に対する理解を深めるため、キャリアデザイン科目を設けています。この講義では、様々な職業の専門家が登壇し、自身の業務や業界について語ります。今年で3回目となる水ingの講義では、水インフラがどのように機能しているのかを学生に伝え、彼らがこの分野でのキャリアを志向するよう促すことが狙いです。
特に水インフラに関わる技術者の役割を理解してもらうことが、この講義の中心的テーマとなっています。講義の中で、学生たちには水インフラ業界の価値や自らのキャリア設計に関するヒントを得てほしいと思っています。
当日の様子
当日は、350名あまりの学生が参加し、水ingの事業の概要や業界の最新トレンドについての説明が行われました。水インフラを支える職務内容や、就職活動に関する情報も提供し、参加した学生たちの関心を引きつけることに成功しました。
特に注目を集めたのは、同大学の卒業生であり、現在宮崎県内の下水処理施設で働いている社員の体験談です。実際の業務での学びや、働き始めてからの気づきなど、具体的なエピソードが語られ、それは学生たちにとって非常に貴重な資料となりました。この卒業生の話は、キャリアデザインへの具体的なイメージ形成を促し、講義終了後には学生たちからの質問も活発に行われました。
講義の終わりには、学生たちが多数の質問をし、活発な交流が行われました。これにより、学生たちの職業意識がさらに高まったと考えられます。
講義の概要
- - 講義日時: 2025年6月13日(金)14:40~16:10
- - 科目: キャリアデザインB
- - 受講者: 2年次生
- - 講義場所: 公立鳥取環境大学
- - 講義内容: 事業内容及び業界動向、卒業生へのインタビュー、働く上で必要な考え方や能力、学生に期待することや求める人物像
水ingグループの教育への貢献
水ingグループは、次世代を担う学生たちの教育に積極的に関与しています。施設見学や出張授業を通じて、小学生から大学生までの幅広い年齢層に向けて教育支援活動を行っており、特に水処理における専門知識の普及に努めています。2024年12月には、大阪ECO動物海洋専門学校で水族館の水処理に特化した講義も行い、多様な教育プログラムを展開しています。次世代の学びを支援し続けるため、様々な取り組みを随時行っていく予定です。
これからも水ingグループは、地域社会への貢献を忘れず、教育機関との連携を深めながら、次世代の成長を支える役割を果たしていきます。