基金年次集会開催
2025-06-18 10:37:13

Funds Startupsが開催した金融機関共同研究型ベンチャーデットファンド初の年次集会について

Funds Startups 初の年次組合員集会の開催



2025年5月26日、Funds Startups株式会社は、運営する「Funds Venture Debt Fund 1号投資事業有限責任組合」の第1回年次組合員集会を開催しました。約1年の節目となるこの集会には参加LP(リミテッド・パートナー)が招かれ、活発な報告とディスカッションが繰り広げられました。
本集会は、次の三部構成で行われました。

第一部:ファンド報告


参加者は、ファンドの決算報告や現在の市場環境、これまでの活動内容などが報告されました。また今後のファンドレイズについても情報が共有され、参加者たちは今後の展望を考える機会となりました。

第二部:トークセッション


ここでは、金融機関およびスタートアップによる2つのトークセッションが行われました。第一のセッションでは、りそな銀行の西村氏や三井住友信託銀行の澤村氏などが「銀行におけるベンチャーデットの取り組み」について語りました。各銀行の取り組みや、ベンチャーデットにかける思い、新しいプロダクトとしての立ち位置などが熱心に議論されました。

続く第二のセッションでは、株式会社アイリスの沖山氏、株式会社エイターリンクの江刺氏が登壇し、「Deeptechスタートアップのベンチャーデットの活用方法」について実体験をもとに語りました。資金調達の難しさや具体的な課題に話が及び、これからの金融機関との連携についても期待が寄せられました。

第三部:懇親会


懇親会では、参加した投資先企業や金融機関の皆様とのネットワーキングが行われ、お互いの知見を共有し合う貴重な機会となりました。

代表の前川コメント


代表の前川は「Funds Venture Debt Fund の第一回目の年次集会を行えたことを嬉しく思っています。日々の活動を支えてくれる皆様に感謝申し上げます。このファンドが目指すのは、ベンチャーデット市場の健全かつ持続的な発展です。先行してタームを出す取り組みを続けていきます。」と、集会での感想やファンドの今後の方針を話しました。

2023年12月に設立されたFunds Startupsは、国内でも有数の独立系ベンチャーデットファンドとして運動を開始し、すでに多くの出資を受けるに至ります。その活動を通じて、資金調達に新たな道を拓くことを目指し、特にDeeptechに賛同しつつ様々な業種に対応した資金供給を行っていきます。

このように、Funds Startupsは今後もスタートアップが理想的に成長できるための仕組み開発に尽力し、ベンチャーデット市場の発展を促進していく所存です。

今後も多様な資金調達ニーズに対して柔軟に応じ、Deeptechに限らず気軽に相談してほしいと、前川は締めくくりました。


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