2025年夏、ビジネスインサイダー台湾が誕生！アジア市場への大きな一歩

2025年夏、ビジネスインサイダー台湾が誕生！

東京を拠点とするTNLメディアジーンが、2025年4月24日に米国発のビジネスメディア「ビジネスインサイダー」の台湾版を立ち上げることを発表しました。この新しいプラットフォームは、世界中の中国語話者に向けて情報を提供し、広告主に対しても新しい市場を提供することを目的としています。

この台湾版の発表は、アジア地域における同社の戦略的な進展の一環であり、すでに日本で「ビジネスインサイダージャパン」を運営している実績に基づいています。TNLメディアジーンの共同創業者兼CEO、ジョーイ・チャン氏は、「私たちは、独立系の台湾ニュースメディア『ザ・ニュースレンズ』で築いてきた実績をもとに、中国語話者に対して信頼できる情報を届け、読者を惹きつける自信があります」とコメントしています。これはグローバルなビジネストレンドや技術革新に関心がある何億もの読者に対する絶好の機会と捉えられています。

「ビジネスインサイダー台湾」では、新しい広告メニューや定期購読サービスが導入される予定です。これにより、広告主はアジア市場の貴重なオーディエンスに対してより効果的にアプローチすることが可能になるでしょう。広告メニューやコンテンツは、英語・中国語・日本語で展開され、動画配信やデータ分析ツールなどの新機能も追加される見込みです。

TNLメディアジーンの共同創業者・社長である今田素子氏は、「2017年から運営しているビジネスインサイダージャパンを経て、台湾版の立ち上げをとても嬉しく思います。ミレニアル世代やZ世代のニーズに応える次世代メディア企業として成長していきたい」と述べています。これからのアジア地域におけるメディアのダイナミズムを鼓舞する取り組みです。

「ビジネスインサイダー台湾」という製品名は仮称であり、正式名称は今後発表される予定です。これによってTNLメディアジーンは、更なる成長と広がりを目指し、アジア地域におけるメディア市場の変革を牽引していくことでしょう。

TNLメディアジーンについて

TNLメディアジーンは、2023年5月に日本の株式会社メディアジーンと台湾のThe News Lens Co., Ltd.が経営統合して設立されたメディア企業です。幅広いテーマを扱いながら、質の高い速報と分析を提供しています。アジア全体にオフィスを構え、約500名のスタッフが含まれる業務体制は、今後の更なる発展に期待を寄せる要素となっています。

この新たな台湾市場への進出が、メディアの未来にどのような影響を及ぼすのか、期待が高まります。