セブン‐イレブンが進める新たな物流改革
株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(本社:東京都千代田区)は、業界初の試みに取り組むことを発表しました。7月15日(水)より、ソフトドリンクの納品において鮮度逆転緩和を実施し、物流の効率化とフードロス削減を目指します。
背景
小売業界では、長年にわたり多くの課題が積み重なってきました。その中でも特に注目されるのが、適正以上のルールや基準に基づくトラック輸送の問題です。この問題は、食料品の鮮度を保つことが難しくなる要因となっていました。昨年11月に飲料業界の『社会課題対応研究会』が発足して以降、物流の問題やフードロスへの対策が急務とされてきました。
具体的な取り組み内容
セブン‐イレブンは、納品期限内での約1か月の鮮度逆転納品に対応することで、この物流問題に立ち向かいます。この新たな取り組みが実施されることで、約3000台の輸送用トラックが削減されることが見込まれています。これにより、トラックの稼働数を減らすと同時に、余剰在庫の削減も促進されます。
実施後も、納品期限や販売期限は変わることなく、店舗に商品が届くという利点があります。このように、店舗の営業と商品供給はしっかりと両立させながら、環境への負担を減らすという戦略が取られています。
期待される効果
この取り組みの実施により、セブン‐イレブンは以下の点での効果を期待しています:
1.
ドライバーの働き方改革:トラック台数が減少することで、ドライバーの労働時間の短縮が見込まれます。
2.
CO2排出量の削減:より少ないトラックでの輸送が実現すれば、温室効果ガスの排出量も減少する見込みです。
3.
フードロスの削減:鮮度が保たれた飲料を実際に販売することで、廃棄される商品が減少します。
このような点から、セブン‐イレブンは持続可能な社会の実現に向けて一歩を踏み出しています。今後も継続して物流課題の解決に向けた取り組みを進めていく方針です。
まとめ
セブン‐イレブンの新たな物流改革は、小売業界における重要な一歩といえるでしょう。持続可能なビジネスモデルの構築に向けて、他の企業もこの動きに注目し、さらなる改革を進めることが期待されます。その保つべき品質と効率を兼ね備えた新しい物流の姿が、今後どのように進展していくのか、非常に楽しみです。