佐々木元選手がアジアBMXフリースタイル選手権で3連覇達成
2025年9月13日から15日まで、福岡県筑後市の筑後広域公園BMXパークで開催された『マイナビ presents 2025 アジアBMXフリースタイル選手権』において、佐々木元選手がフラットランド部門で優勝を収め、見事3連覇を達成しました。
アジア選手権の概要
初めて日本で行われたこのアジア選手権には、日本を含むアジア各国からトップライダーが集結し、熱い戦いが繰り広げられました。今回で3回目となるこの大会は、BMXフリースタイルのフラットランドやパークにおける技術や創造性が試される国際的なイベントで、多くのファンが注目しました。大会は、毎回ハイレベルな競技が行われ、その年のアジアナンバーワンライダーを決定する重要な舞台となっています。
佐々木元選手の挑戦
今回の大会に臨んだ佐々木選手は、コンディションが万全ではなかったことを認めつつも、安定した技術で戦うことを決意しました。大会後のコメントでは、「自分のベストに挑みたい気持ちがあるが、プロとしてミスを無くすことを最優先にして演技を行った」と述べています。その結果、安定性を重視した演技で勝利を収めたことに満足感を示しました。
佐々木元選手のプロフィールと経歴
佐々木元選手は1985年生まれで、千葉県出身。17歳の時にBMXと出会い、以降数々の大会で成果を上げてきました。特に、BMX界のアカデミー賞とも称される『NORA CUP』もアジア人初として2年連続で受賞を果たしています。また、全日本選手権では史上最多の17度1位を獲得しており、その実力は確かなものです。大会での成績は以下の通りで、安定した成績を残しています。
- - 2019: アジア選手権優勝
- - 2020: 日本全国ランキング優勝
- - 2025: アジア選手権優勝(3連覇)
スポンサーの役割
大会を支えた株式会社ビーズインターナショナルは、XLARGEやX-girlなどのストリートブランドを運営しており、アパレル業界だけでなくスポーツ分野でも活躍しています。代表取締役社長の西方雄作氏は、「アスリートが真の力を発揮できる環境を整えていきたい」と語っています。このような企業のサポートが、選手たちの成長を促進しています。
まとめ
佐々木元選手の3連覇は、BMXフリースタイル界における大きな歓喜であり、彼のさらなる活躍が期待されます。ストリートカルチャーの魅力を広めるためにも、今後の彼の挑戦に目が離せません。競技の魅力や成長を支える企業の存在も、BMXの未来に大きな影響を与えることでしょう。