「ご当地落語」オリジナル写真集の魅力と制作秘話を徹底紹介

ご当地落語オリジナル写真集が完成！

「ご当地落語」プロジェクトの最新情報をお届けします。このプロジェクトは、地域ごとの魅力を引き出す新たな落語創作を目指しており、2021年からスタートしました。これまでに、山形や福島、宮城といった東北の温泉地で数々の落語会が開催され、2024年にはさらに新たなステージへと進化を遂げています。

ご当地落語プロジェクトとは？

地元落語協議会が主導するこのプロジェクトは、地域の魅力を落語という形で発信する試みです。例えば、2021年には山形と福島の温泉地で、落語家が24演目の新作落語を生み出しました。続く2022年には宮城や長崎の地でも新たな落語が誕生。その成果として、2024年に全6会場、計11回の落語会が予定されています。こうした取り組みを通じて、オンラインで全国に発信することで、多くの落語ファンを獲得しています。

美しい写真とともに

この度、プロジェクトの過程を収めたオリジナル写真集が完成しました。写真家には、落語界の撮影を手がける武藤奈緒美さんが担当しており、落語家の熱演だけでなく、会場周辺の風景やオフショットも満載です。彼女は、「3年前に噺のネタになった場所に新たな落語家が訪れる様子や、季節ごとの美しい風景を背景に、彼らの個性を捉えた写真が多く収められています。ほんわかした表情や、時には厳しい表情の彼らを色々な視点から楽しんでいただける一冊となっています」と語っています。

写真集の詳細情報

- タイトル：ご当地落語2024オリジナル写真集
- サイズ：A6
- ページ数：48ページ
- 価格：4,500円（税込）

この写真集は、地域の魅力を再発見する一助としても大いに活用できる内容になっています。旅行先でのガイドブックとしてもおすすめです。

参加した落語家の紹介

このプロジェクトに参加している落語家たちも多彩です。例えば、立川流の真打ちである立川志獅丸さんは、活躍する中でそのユニークなスタイルを確立。鈴々舎の馬るこさんは、古典落語に現代的なセンスを加えた新しい形の落語で知られています。

また、落語芸術協会の桂竹千代さんは、古代史を学んだ背景を生かし、「古代史マスター落語家」としても注目されています。これらの方々が落語を通じて地域を活性化する役割を担い、その活動が写真集で目に見える形になっています。