新商品の発表会が東京で開催
石川県金沢市に拠点を持つ箔座株式会社とクリエイター集団secca inc.が、10月28日と29日に東京の「箔座日本橋」で新商品発表会を行います。このイベントは、新しい金箔文化の形を探る貴重な機会です。
イベントの概要
箔座は、ユネスコ無形文化遺産に登録された「縁付金箔」を利用した新製品を披露します。発表会では、箔座の高岡美奈社長とseccaの上町達也社長が、商品の詳細や開発に込められた想いを説明します。また、金箔製造のデモンストレーションも行われ、参加者はその技術を間近で観察できる機会が用意されています。
伝統の秘密、縁付金箔
「縁付金箔」は400年以上の歴史を持ち、伝統的な技法を用いて手漉きの和紙と素材を使って製造されます。この金箔は、重要文化財の修復にも活用されており、その製法は日本独自のものです。箔打ち師たちの職人技は、国宝や重要文化財の保全に不可欠であり、ますます注目が集まっています。
発表の背景
箔座では、金箔の斬新な可能性を追求しています。「箔がそこにある未来をつくる」との理念のもと、伝統を受け継ぎながらも新しい挑戦をし続ける姿勢が、新商品の開発に繋がっています。金沢での風土を大切にし、現代人の日常にどう金箔を取り入れるかを真剣に考えています。
今回の新商品発表会は、そうした想いが具現化となった場と言えるでしょう。 参加者は金箔の魅力に触れ、未来の文化を体験できます。
各スピーカーのプロフィール
高岡 美奈
箔座株式会社の代表取締役社長。企業の理念を体現し、金箔文化の保存と継承に努めています。
上町 達也
secca inc.の代表取締役でデザイナー。伝統の技と現代のデザインを融合させることで、革新を目指しています。
参加方法
発表会は入場無料ですが、事前の予約が必要です。興味がある方は、特設の予約フォームからお申し込みください。タイムスケジュールは、10月28日(火)14時から16時、29日(水)は11時から16時まで開催されます。
終わりに
箔座とseccaによる新商品発表会は、伝統的な金箔文化に新風を吹き込む催しです。金箔の持つ美しさと職人の技に触れられる絶好の機会。ぜひ、多くの方に訪れていただき、この貴重な文化を体験してほしいと思います。