自動化でIPO準備をサポートする新たなパートナーシップの誕生

2023年2月28日、オープン株式会社（以下「オープン」）と社会保険労務士法人クラシコ（以下「クラシコ」）は業務提携を開始しました。この取り組みは自動化サービス「RoboRoboコンプライアンスチェック」を活用し、IPO準備における現場の負担を軽減し、コンプライアンスチェックの効率化を図ることを目的としています。

業務提携の背景

近年、政府や証券取引所の政策により、中小企業やスタートアップ企業が上場を目指す環境が整ってきています。この流れの中で、多くの企業がスムーズにIPOを実現することを望んでいます。しかし、成長速度の速い企業では、組織の変化や担当者の多忙さが課題となり、コンプライアンスチェックが後回しになってしまうことが少なくありません。

このため、オープンは自動化サービス「RoboRoboコンプライアンスチェック」を通じ、クラシコとの連携により、企業のIPO準備の過程で発生する負担を軽減し、質の高いコンプライアンスチェックを実現することを目指しています。

コンプライアンスチェックの重要性

コンプライアンスチェックは、透明性のある経営を実現し、投資家や監査機関からの信頼を得るためには欠かせないプロセスです。特にIPO準備においては、企業の経営状態や労務管理、社会的信用の精査が求められます。これを行うには多大な時間と専門知識が必要ですが、従来の手法ではリスク情報を見落としがちです。

二社の協業体制

今回の提携では、クラシコが労務管理に関する領域を担い、その他の法令違反や社会規範に反する活動については「RoboRoboコンプライアンスチェック」を適用し、両社の強みを生かしたサポートを展開します。これにより、担当者が直面するいくつかの課題を解決し、業務効率を高めることが期待されています。

具体的には、膨大な情報の中から必要なデータを抽出し、確認作業の手間を大幅に削減することを目指します。さらに、調査結果の精度を向上させることで、企業が安心して成長するための土台を築く支援を行います。