北茨城の特別公演
2025-11-17 18:28:33

特殊詐欺防止を願った北茨城市市制施行70周年特別公演の模様

北茨城市での特殊詐欺防止特別公演



2025年11月2日、北茨城市で市制施行70周年を祝う特別公演が開催されました。このイベントには、警察庁特別防犯対策監の杉良太郎氏、特別防犯支援官の伍代夏子氏、船越英一郎氏が参加し、地域の皆様への特殊詐欺防止に関する啓発活動を行いました。

詐欺被害は他人事ではない



杉良太郎氏は、公演の冒頭で「明日は我が身」との言葉を耳にしました。彼は「皆さん、自分が詐欺に遭うことはないと思っていませんか?」と問いかけ、自分たちもその危険にさらされていることを認識する重要性を強調しました。杉対策監は、特殊詐欺グループがどれほど巧妙かつ組織的であるかを語り、電話を受けることがどれだけ危険であるかをグラフィカルに示しました。

詐欺電話への対処法



続いて話を引き継いだ伍代夏子氏は、ニセ警察詐欺について具体的な手口を紹介しました。焦って行動することが被害を招く可能性があるため、詐欺電話を受けた際には冷静さを保ち、まずは最寄りの警察署に相談することを促しました。彼女は「この情報を地域に広め、みんなで詐欺被害をゼロにしましょう」と提唱しました。

ビデオ通話詐欺への警鐘



船越英一郎氏も登壇し、特にビデオ通話を利用した詐欺手口について言及しました。彼は、「本物の警察官は決してビデオ通話を実施しません」と明言し、注意喚起を促しました。今年に入ってから、茨城県での詐欺被害件数が93件に達し、約6億4,580万円もの損失が報告されていると触れ、一般市民にとって無関係でない問題であることを再確認しました。彼は来場者に向け、「これからの季節も詐欺に警戒を怠らないようにしてください」と呼びかけました。

国際電話利用休止申込みの推奨



今回の公演では、参加者が実際に国際電話利用の停止申込書にサインする活動も行われ、360件もの申し込みが集まりました。杉登録監から始まったこの取り組みは、地域全体の防犯意識を高める一助となりました。

この特別公演は、全国で進行中の特殊詐欺防止活動や、いかに地域が協力してこの問題に立ち向かうことができるかを示す良い機会でした。これからも、固い絆で地域を守り合い、詐欺被害の撲滅に向けた努力を続けていくことが重要です。

まとめ



北茨城市での特別公演は市民の詐欺に対する認識を高める大切なステップでした。笹の葉祭りなど地域の行事も取り入れながら、さらなる啓発活動を続けていくことが期待されています。自分や家族を守るために、ぜひ情報をシェアし、地域全体でこの問題に取り組みましょう。

このような活動を通じて、北茨城市ならではの連携が生まれ、詐欺防止に向けた意識がさらに広まることを願っています。


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